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「屍の上で」
前置き
これは僕がスタートアップ、起業の界隈にきて4年間で自分が経験したこと、自分の周りにおきたことを元に書いた「屍の上で」という物語である。
中々世には出てこない、というかこんな内容をサラリーマン時代に発信しようもんなら法務部からこっぴどくやられていただろうなと思う。後好き嫌いが相当別れる文章である。
書いていく内容は起業するまでにやることと起業した後2年間にやることである。ここにはMBAなど綺麗な学術的なものなどない。ビジョナリーカンパニーのように時間をかけて調査もしてない。ただ僕がこの業界にいて思ったことを書いていく。
あ、僕は激安MVPというサービスをやっている人である。100万円で1ヶ月でプロダクトを作るというサービスである。管理システムやAIチャットボットまでなんでもやるよ。興味ある人は右下からシステムの予算が計算できるからぜひやってみてほしい。
起業しようと思ったら
まず起業しようと思った時に最初にすべきことは、自分の持っている武器を確認することである。
この時点で自分に武器がないと思った人は、真っ先に就職するべきだ。変な見栄を張って、学生起業して消息はたった人は、僕の周りに多い。みんな元気かな。いいかここで大事なのは3ヶ月前に一緒に飲んだ友達がいなくなるってというリアルなんだ。
楽しくハイボール飲んでた友人がどっかにいくんだよ。
話を戻そうか。
自分の持っている武器は何でも構わない。エンジニア、マーケター、医者、会計士、社労士、弁護士、ファイナンス、M&Aなど、とにかく自分の強みを把握することが大切。
あ、ここで営業が強みと答える人は覚悟を決めた方が良い。大体の法人向けビジネスを創業する場合、経営者全員営業はする。みんなする。なのでハッキリというが優位性になりづらい。ここで優位性を発揮するにはエンタープライズの営業に特化するか、飛び込みテレアポなんでもやる成果報酬の二択しかない。覚悟を決めよう。
逆に医者とかだと良い。そもそも人生を幼稚園からしかかけないとなれい超最強職業なのでとても優位性がある。
ここまで読んできて自分に武器がなくて凹んだ人もいるかな。そんな人におすすめなのがエンジニア。誰でも1,000時間かけたらエンジニアになれる。みんなエンジニアになろう(?)
フリーランスになってみる
次にすべきことは、サラリーマン時代と同じ内容の仕事を個人事業主として受注することである。ここで時間単価切り売りという営業の中でもっとも簡単な「自分の時間を売る」という経験を積む。ここはとにかく頑張る。媒体使うでも知り合いに土下座するでもなんでも良い。転職活動をするような感覚で一社目の受注をもぎ取ろう。
そして無事契約して自分の通帳を見て気づくはず。同じ仕事をしているのに、フリーランスになると収入が2〜3倍になる。これは、正社員を雇う際に会社側が負担する社会保険料や福利厚生などのコストがないからだ。これに僕は感動した。
間違ってもここでC向けのアプリやB向けのプロダクト、コミュニティビジネス、コーチングなどに手を出すのは避けた方が良い。私の同世代でC向けのアプリで成功した人は、ほとんどいません。多分タイミーの小川さんくらいだと思う。
ただ上記の事業はVCには受けが良い。だからみんなやりたがる。部活やっていた時に顧問の先生に褒められたいというのと一緒である。
違うよ。おっさんに褒められるために起業するんじゃないだろ?お前の夢をかなえる、お前が成り上がるためだろ?投資家に褒められることなどなくて良い。逆に褒められたら危険だと思って良い。とびっきり優秀な人がそこにいっぱいいるってことだからね。
投資家はあなたを応援するが、あなたの人生の責任は取ってくれません。
これを肝に銘じよう。投資家と僕たち起業家は利益が相反する生き物だから。
あとB向けのプロダクトも、その業界に対するインサイトがないと難しい。例えば、不動産仲介の実務経験がある人でないと、最適なシステムを考えるのは無理。
たとえばエンジニアだけの武器では、現場の人が使いやすいものは作れません。
コミュニティビジネスも、友達が多い人がよくやるが、マネタイズが難しい。
人材紹介につなげるのが一番良いが、コミュニティを大切にする人は、人材を売買するようなことを嫌がる傾向にある。なのでやらない。
話を戻しますが、まずはサラリーマン時代と同じような仕事をフリーランスとして始め、収入を2〜3倍にしよう。
いよいよ法人登記
ここでフリーランスの時にためたお金で法人をたててみよう。
その後自分がやっていた仕事を他の人にやってもらえる組織作りをしていく。
エンジニアなら開発会社、会計士なら会計事務所、人材紹介なら強いエージェントを採用するなどだ。(そしてここからは僕もまだ経験が浅いから自分の言葉でかけない。)
事業が軌道に乗ってきたら、プロジェクトマネージャーを採用し、実務は任せていくのが良い。自分は経営者として、営業に特化するのがおすすめ。
このやり方で売上は1億〜2億くらいまでは行くと思う。
まとめ
つまり、起業後の事業内容は、起業前にどんな武器を持っていたかで決まってくる。
以上が、僕が経験したこと、そしてこれから1〜2年で経験することを予測しながら紡いだ物語である。
僕自身まだ道半ばですが、さらに成長した際にはまた新しい知見を共有できればと思います。
最後まで読んでくれたあなた、ありがとう。もし激安MVPに興味があるな、システム作りたいなと思った人は右下から開発金額をシミュレーションしてみたらいいと思う。
それでは。次はいよいよ僕が会社を設立して、社長になった時に会おう。