今日を生きた、雑文

ラッパーとしてはきっと今ぐらいのが面白い。


自分の中のバロメーターをいじって、そう思った。

ライブをするにあたって、今日はこういうモードで、このくらい振って、みたいな、色んなスイッチがある。

こっち側にあっち側に全振り、し続けるのはいいけど違うな。(全力投球は良いこと)
もっと自由にいじろう。
囚われたらそこが天井。

その時の自分の状態とマッチする出力設定を目指そう。
私のやり方。


なんかね、今日ぴったりハマった音がしたんだわ。

お客さんの目に実際どう映っていたかは分からんよ。

でも、ライブやってる自分サイコーじゃんになれたから、ひとつの正解だろう。



ライブが好きだなー。

ラップするの好きだなー。

お客さんも楽しいかなー、楽しいと良いなー。


没頭してあっという間だった、生きてたね、自分も。君も。



生き様を見せるのがライブだし、
HIPHOPだし、
それなら、限られた時間の中でしっかり生ききった方がいいんだよな。
当たり前に。


今日みたいな感覚は、きっともう無くて。
同じものを辿ろうとするのは違うんよ、味が薄くなる。

明日も、自分を見つめて、ベストを出す。


これが本当に自分と向き合うということ?



今の状態はめちゃくちゃ面白く使える。
実際、今日が面白かった。

アイドルラッパーとして、
何か、脱皮しそう。

そういう予感がする。

え、ワクワクしてきた。



やっぱりさ、自分にはこれなのよ、ラップなのよ。
HIPHOPに救われてる、
出会ってからまだ短いけど、何度も。




帰り道、どこかの家から晩ご飯の香りがした。

生きてるなー。


スマホ捨てて街へ出よう。