安田記念GⅠ2024 予想 穴馬から爆勝ちを目指そう!【穴党予想】
こんにちは、おるふぇいの競馬予想です。明日安田記念が行われるということで、最終見解を載せていきます!
・先週成績:日本ダービーGⅠ シンエンペラー3着(7番人気)
結論から言うとガイアフォース、ステラヴェローチェの2頭から勝負することにしました。上位人気馬や、海外馬の能力が高いことはわかっているのですが、人気馬で買ってもオッズ妙味がないので、少ない投資でワンチャンスを狙うということで、今回も穴馬で勝負させてもらいます!この2頭のどこに勝負する意味があるのかを紹介しておりますので、興味のある方はぜひご覧ください!
・とその前に軽く好走データを載せておきます!
過去10年30頭中
・安田記念馬券内経験ありまたは東京マイル重賞勝利→20頭該当
ナミュール、ウインカーネリアン、ステラヴェローチェ、セリフォス、ダノンスコーピオン
・東京重賞勝利経験(距離問わず)あり→25頭該当
レッドモンレーヴ、ナミュール、ウインカーネリアン、ステラヴェローチェ、エルトンバローズ、セリフォス、ダノンスコーピオン
・牡馬混合マイルGⅠ勝利&東京マイル重賞勝利経験ありの牝馬
2-3-0-0(過去20年、連対率100%→ソングライン、グランアレグリア、アエロリット、ウォッカ)→今年はナミュール
よってデータ的にはナミュールを推奨します!データ派の方は参考までに。
ガイアフォース
まずはガイアフォースから、今回休み明けが少し不安ではあるのですが、調教の動きを見ていると問題ないのかなと判断したので、レース回顧、血統、枠順、馬場状態と総合的に判断して本命にしました。
・レース回顧:評価すべきレースは東京のGⅠ安田記念(4着)、天皇賞秋(5着)でメンバートップクラスの好内容を残している点がプラス。天皇賞秋ではジャックドールが前半1000m57.7秒という先行潰しの展開を作ったが、イクイノックス、ジャックドールは先行ながら強い競馬を見せました。またこの時の2~4着はジャスティンパレス、プログノーシス、ダノンベルーガと強敵で、差し展開が向いた彼らに5着はかなり善戦したと言って良いと思います。イクイノックスは強すぎです(笑)。また昨年の安田記念では4着と敗れてはしまいましたが、タイムは1:31.6で勝ったソングラインと0.2秒差、セリフォスやシュネルマイスターとはタイム差なしの好走なので、ソングラインとシュネルマイスターがいない今回は最高のねらい目かと思います!
・血統、馬場状態:ガイアフォースの血統は父キタサンブラック、母父クロフネです。父キタサンブラックは新馬戦(稍重)&天皇賞秋(不良)母父クロフネはNHKマイルカップ&武蔵野S圧勝と東京適正、マイル適正、タフ馬場適正と3拍子揃っていると考えてよいかと思います。実際に安田記念、天皇賞秋では好内容を残していますし、スピードとスタミナが要求されたフェブラリーSでは初ダートながら2着の好走でした。あずさ賞2着(中京・重)、セントライト記念(中山・稍重)と芝のタフ馬場でも好走できることは証明済みです。成長力の持続という面からも5歳で充実は十分あり得ると思いますので期待したいです。
・枠順:個人的に良い枠を引けたと思っています。おそらく外のドーブネ、ウインカーネリアン辺りがハナを主張していくと思うので、ガイアフォースは左右が後方からの競馬になりそうなので、最内で番手という理想ポジションがスッと取れると思います。先行押切をするには、折り合い専念&距離ロスをないようにすることが重要だと思うので、今回は楽に先行できるのかなと思います。また、今回は雨の影響で豪脚自慢たちの差し脚がいつもよりは届きにくくなりそうな点も考慮した、プラス評価にしました。
ステラヴェローチェ
続いてステラヴェローチェ。上位人気はしていませんが、能力は高い馬だと思っているので、今回は雨も味方に好走を期待したいです。
・レース回顧:前走の大阪杯では阪神2000mということでコーナーで距離が少ない&内回りで直線短いということで内前有利の展開になりやすく、差し馬にとっては不利なレースです。実際に1,2着は先行したべラジオオペラと前有利を見越して道中捲っていったローシャムパークで決まっています。彼らと0.1秒差であれば評価を下げる内容ではなかったと思います。4走前の富士S(東京・1600m)では差し有利の展開が2番手追走のステラヴェローチェには苦しい展開だったので、7着に敗れたがこちらも大きく評価を落とす必要はないと思います。またクラシック戦では世代の頂点を決める日本ダービーで3着と好走。1,2着のエフフォーリア、タイトルホルダーに負けてはしまいましたが、上がり3F3は上位2頭と変わらず最速だったので、これは位置取りの差と考えていいと思います。後にエフフォーリア、タイトルホルダーが古馬混合GⅠでも複数回勝利していることを考えると、世代的にも決して弱くなく、能力がメンバー上位なのは明らかです。
・血統、馬場状態
ステラヴェローチェの買い要素はなんといっても重馬場適正かなと思います。父バゴ、母父ディープインパクトという血統ですが、父バゴはフランスの馬で凱旋門賞馬。父Nashwan、父父Blushing Groomも欧州GⅠ馬。また母父はNorthern Dancer系となっており、タフな馬場ではいかにも走りそうな血統をしています。よって日本ではスピード負けするイメージがありますが、それを補うように日本では日本型と配合することで産駒が好走しています。代表産駒のクロノジェネシスは母父クロフネ、そしてMr.Prospecterのクロスとスピードをプラス。GⅠ4勝馬に成長しました。が、やはりそれでも東京GⅠでは3着が最高でした(優駿牝馬・天皇賞秋)。今回のステラヴェローチェの母父はディープインパクト。母父サンデーサイレンス系としては最高峰の種牡馬です。東京根幹距離はパーフェクト。スピードに加えて瞬発力、スピードの持続と日本の主流コースでは文句なしです。また母系にKris Sも持っているため、Royal Charger×Princequillo、Nasrullah×Princequilloというしなやかさ×やわらかいスピードの融合により、大跳びで切れ味発揮の馬が誕生しやすい血統です(現役種牡馬で有名な他馬ではエピファネイア、キングカメハメハなど)。実際にステラヴェローチェは日本ダービーで3着と好走できています。がこれも先程言った通り、良馬場ではかなり展開がはまらないと苦しいのが現状です。そこで、今回の雨が期待値を大きく上げてくれます。先ほど紹介したクロノジェネシスも稍重で行われた宝塚記念、秋華賞、重馬場開催だった京都記念を勝利していますし、ステラヴェローチェも、不良馬場で行われた東京マイル重賞のサウジアラビアRCで4コーナー10頭中9番手、外を回る競馬ながら、しっかりと不良の芝と捉えて、あっという間に先頭に立ち、3馬身差の圧勝。同じコースの不良馬場を経験、圧勝しているのは大きなプラス。また神戸新聞杯勝利(中京・不良)、皐月賞3着(中山・稍重)とタフ条件での好走歴からも今回は期待したい!
・枠順:個人的には差しの競馬をしてほしかったので、外枠はマイナスしなくて良いと考えたいです。内2頭が先行馬ということもあって、2頭分くらいは内に入れれそうなので、始終大外回るということはないと思います。鞍上も横山典弘騎手なので、中途半端ではなく、腹を括った勝負騎乗をしてくれると思うので、スムーズな競馬を期待したいです。
以上から、ガイアフォース、ステラヴェローチェを推奨したいと思っております。冒頭にも言いましたが、人気馬で決まってしまったら仕方がないと考えている派ですので、馬券に来ても、来なくても、この2頭から勝負することに意味があると個人的には思っております!少しでも皆さんの予想に役立ってくれたら幸いです。ではまた、次のレース予想で!
プラスα:絞るうえで外国馬はすべて消しでいいと思うのですが(日本のスピード馬場への対応が初戦では厳しいため)、重馬場になるのであればチャンスあると思うので外国馬も相手に入れても良いかもしれませんね!