対キュレム対策マシマシアルジュラfeat.ボスゴドラ
シティリーグ2023シーズン初戦を終えて、不完全燃焼(2-3)に終わった自信作を様々な考察のもと記事を書こうと思いました。
最後まで読んでいただけると幸いです!
〜デッキ採用理由〜
・今年3月に行われた2022チャンピオンズリーグ愛知に出場し、その際に使用していたデッキがアルセウスジュラルドンになります。(アルジュラしか勝たん)
・ギラティナが世に放たれて以降、ジュラルドンVMAXのHPライン:330をこだわりベルト+ダンデで容易に満たすことができましたが、ギラティナデッキのほとんどからダンデの採用が激減し、ロストインパクトではワンパンできないという環境に変容していきました。
つまり、ジュラルドンVMAXは容易にワンパンされない環境ということ。
・現在の環境に存在する非エクはコンスタントに110〜140を出してくるものがほとんどであり、すごいきずぐすりを運用していけばサイドレースで負けない。
上記の理由でアルジュラでも現環境で良い結果を残せると考えました。
が、しかし。
WCS前後からチラホラ湧いてきたミュウツーV UNIONがシティリーグでも結果を残し始め、高い火力を安定して出し続けられるキュレムVMAXが増加したためその影響をアルジュラもモロに受けるのでした……..
そこで対策カードとしてたどり着いたのが、後述するボスゴドラVMAXになります。
それらを踏まえて以下、デッキ構築になります。
〜ポケモン〜
・アルセウスV(3)VSTAR(2)
初手からアルセウススタートをできるようアルセウスVを4枚採用することも考えにはありましたが、1試合に立てても2体、ハンドにあっても腐る、最近ロストバレットにやまびこホーンが採用されつつあり容易にトラッシュへ送りたくないことを踏まえて3枚採用に。
・ジュラルドンV(2)VMAX(3)
ジュラルドンVは共に鋼タイプの物を採用。当初は鋼と竜を1:1で採用予定(あくの塔でハンドを回すため)でしたが、キュレム増加に伴い鋼2枚採用。
VMAXを2枚にするという提案も仲間からしてもらいましたが、上記でもあるようにあくの塔で少しでも安定感を増したかったため3枚採用。
・ボスゴドラV(1)VMAX(1)
今回のおしゃれポイント。(ここ大事)
ボスゴドラの偉いところは上下共に「鋼1・無色2」でワザを打てるところ。
今までアルジュラにおけるダブルターボエネルギーは「アルセウスに貼る」or「すごいきずぐすりを一発で使うためのコスト」だけでしたが、キュレムVMAXやギラティナVSTARのような1〜2パンで容易に倒してくるような相手に対してすごいきずぐすりを使う場面はなく、無駄に余ってしまうだけでした。
そこでダブルターボに対応するボスゴドラを採用することで、ハンドでエネが腐ることなく且つキュレム対策を行うことができました。
〜グッズ〜
・すごいきずぐすり(2)
アルジュラには必須のカードと言っても過言ではない。
おとぼけスピットのウッウが多い今、相手の打点をずらすことができる魔法のカードです。
220打点の相手に対してもジュラルドンVMAXなら3パン要求することができるため、耐久デッキにはもってこいです。
・大きなおまもり(1)
脳死ぶっ込み。
ワンパン阻止要員。
後述するダンデを採用したこともあり、おまもり<ベルトになったため1枚採用
・ハイパーボール(3)
マスタードを採用していることやなるべく早く上のポケモンを持ってきたいため3枚採用。
・ふつうのつりざお(2)
先述した愛知CLにおいて、ミュウVMAX対面でやまびこ⇨アルセウス呼び出しでクソほど負けたトラウマがあるため2枚採用。
雑にエネも切れるし、ジュラルドンの上を使い回しできるため程よい配分。
・あなぬけのひも(2)
アルジュラにおいて入れ替え札は必須。
特にあなぬけに関して、時にはボス的役割もしてくれるので普通のいれかえよりも多めに採用。
・ポケモンいれかえ(1)
アルジュラにおいて(以下略)
・クイックボール(2)
なるべく現物は増やしたくないのでボールは採用。
おこうを採用しましたが、クイボでもよかったかなとも思ってます。
・トレッキングシューズ(2)
コストゼロで山を掘れる優れもの。
当日の朝「ガッツのつるはしでもよかったかなー」とも思いましたが、闘エネに当たることなんてないやろうと正気を取り戻し結局トレシューに。
・こだわりベルト(2)
現環境最強のポケモンの道具。
ジュラルドンとボスゴドラに貼りたかったため2枚採用に。
・ビッグパラソル(1)
スターレクイエム絶許マン。
スイーパーなんて知らん。
ベルト2枚早めに貼って使わせようと思ってました。
しんかのおこう(1)
ここは諸説。
あって便利やけど、欲しい時にないこの一品。
ジュラルドンの上を持ってきて2ドローするためん採用したと言っても過言ではない。
〜サポート〜
・博士の研究(1)
アルジュラにおいて切っても構わないカードは非常に少ないため、博研は1枚採用になりました。
0にしなかった理由としては、最序盤スターバース使用時はハンドが少ないことが多く、なるべく多くドローしたいため1枚のみ採用することにしました。
・マリィ(2)
完全ロスト対策。
自爆する可能性もなきにしもあらず。
とはいえ最強サポートカードなので便利。
・ボスの指令(1)
セレナが出現してしまったがばかりに影を潜めてきたのはこの男!!!
気持ちとしては2枚採用したかったが、ドローがきついデッキなのでセレナ重視。
でもやっぱVに限らず呼び出せるのはつよい。
・カリンの信念(1)
一撃のアタッカー補助枠。
最大100打点上げることができるのはデカすぎる。(なおキュレムVMAXまであと10点足りない模様)
・マスタードいちげきのかた(1)
一撃デッキの奇襲枠。
こいつがいるおかげで最後まで諦めずに戦い続けれる……
(大抵はあくの塔の餌になる模様)
・カブ(1)
テキスト確認されやすいカード筆頭。
ポケモンがバトル場のみのことが多いため採用。
友人のアルジュラ使いにご教授いただきやした…….
・キバナ(1)
場面は限られるけどマジで強い。
VSTARorVMAXを即起動できるため、必須。
・セレナ(2)
切るカードを選びながらハンドを加速できる救世主。
マジで救われた。
・ダンデ(1)
なぜ今まで採用していなかったのか……..
キョダイフンサイ+ベルト+ダンデ=VSTARワンパン
そりゃ入れるわ。
・冒険家の発見(1)
こちらも今まで入れていなかったカード。
ボスゴドラを採用したことにより最低でもベンチに2体展開することになったので、展開加速手段として採用。
〜スタジアム〜
・あくの塔(3)
元々は4枚採用していたカード。
ただハンドにたまることが多かったため1枚減らしました。(結果裏目に…..)
愛知CL出場時は結晶の洞窟型でしたが、圧倒的にあくの塔型の方が安定感が増しました。
・頂への雪道(1)
びっくりされる一枚。
基本エネが主軸のデッキ(キュレム、バルキア、レックウザ等)に対してはまてんろうが実質無効化されてしまうので、それに対する抵抗策として採用。
〜エネルギー〜
・鋼エネルギー(6)
これがベスト。
ジュラルドンVでキュレムをワンパンするためには鋼エネ4枚要求。
ボスゴドラの上ワザは共に鋼1の無色2エネ要求なので、
サイド落ち込みでもワザは容易に打てる。
・闘エネルギー(2)
ほとんどのアルジュラでは3枚採用だと思いますが、いちげきエネルギーを採用しているため闘エネは2枚採用。
なるべくアルセウスに貼る。キュレム対面以外ではジュラルドンが最優先。
・いちげきエネルギー(1)
多少なりとも打点を伸ばそうとした結果の採用。
キョダイフンサイ+いちげきエネルギー+カリン(相手残りサイド1枚時+100)で340、ベルト込みだと370出せる。
〜その他候補カード〜
・ザシアンV
キュレム対策。
ふとうのつるぎでハンド・エネ加速できることを強みとしているが、鋼エネ3エネ要求でありアルジュラのコンセプトとはずれてしまうと考えたため不採用。
・ガラルニャイキングV
キュレム対策。
流石にハンドを増やす術の少ないアルジュラでは無理。
・セイボリー
ハンド加速しながら相手のベンチを絞れるサポート。
使用することによって、ちょうど良いVポケ(クロバットやネオラント)などがトラッシュされてしまったり、あまり旨味がなくなってきたため不採用。
・ともだちてちょう
あくの塔でトラッシュしたカリンなどを戻してくるために採用。
ただ、戻したところで終盤に引ける保証がないため不採用。
・キャプチャーアロマ
元・おしゃれ枠。
竜のジュラルドンVを入れていた時、あくの塔をフル活用するためにボールではなくアロマを投入。
回し始めは感触良かったが、ボスゴドラを入れたりなんやかんやしていたらデッキからは消えていました……..
当日のマッチアップ
以下は当日のマッチアップになります。
1戦目 キュレムパルキア 勝ち(6-2) 先行
2戦目 ゾロアークVSTAR 負け(2-6) 後攻
3戦目 ミュウVMAX 勝ち (6-2)先行
4戦目 ロストバレット 負け (5-6) 先行
5戦目 DDD 負け (2-6) 後攻
対策していたキュレムや苦手意識のあったミュウVMAXには勝てましたが、勝てると踏んでいたロストバレットやゾロアークに対して良い結果が残せなかったのはスキルの問題だと痛感しました。
〜各デッキ別立ち回り〜
まず共通して言えることは、相手に「2-3-3」のサイドプランを押しつけることが勝利への道筋となります。
そのためには
ベンチに2体展開させる
アルセウスを常にバトル場に置く
アルセウスからサイドを取らせる
ベンチのポケモンを進化させる
この4点を抑える必要があります。
このプランを通すことができれば基本困ることはないです。
それを踏まえて立ち回り紹介になります。
・ロストギラティナ
先行2ターン目もしくは後攻1ターン目には110点が飛んでくることは容易に想像できますので、こちらはしっかりと後続を育てることに専念します。
相手がベンチにギラティナを並べた段階でセレナで呼び出して先殴りしておきます。2-3-3のサイドプランを相手に押し付けたいので、アルセウスVSTARには無理矢理にでも前で頑張ってもらい、後でジュラルドンもしくはボスゴドラを育てていく形を取ります。あとは相手のミラージュゲートの枚数などを確認し、ワンパンを狙いながら耐久して戦っていきます。
・キュレム
プレイヤーによっては鋼ジュラルドンを見た段階でキュレムを出してくる可能性が低くなると思います。その場合パルキアで戦うことになるのですが、裏工作パルキアと比べてベンチの安定性に欠けるので、ギラティナ同様先殴りしていくことが先決になっていきます。
キュレムが展開された場合はアルセウスでジュラルドンに鋼エネを2枚、ボスゴドラに1枚貼り、返しでアルセウスが倒されてもキバナやダブルターボでカウンターできるよう整えておきます。先行2ターン目に相手のVポケを取れそうならアルセウスにベルトを貼りますが、それが不可能であれば無理せずジュラルドンとボスゴドラに貼ります。
・ロストバレット
ロストギラティナとは違い、基本的には110〜140点が毎ターン飛んでくるものと思っておきます。かがやくリザードンやアメイジングレシラムなどを考慮するとワンパンされる懸念があるので、ボスゴドラはなるべく出さない方針で進めます。かがやくゲッコウガが見えた場合は話が別で、ボスゴドラVMAXの上ワザが「山札の一番上をトラッシュ」なので、積極的に打っていきます。トレーナーズを戻す手段をほぼ持ち合わせていないので、有用なサポートをトラッシュさせていきましょう。
・ミュウVMAX
おれやでの天敵ミュウVMAX。(CLで3連敗を喫したやつ)
メロエッタ型が減っただって?本当か?()
メロエッタ型の場合、無事に2ターン目を迎えられるかどうかで決まります。VMAXになればほぼワンパンされることがないので、盤面がきつそうでも進化させることを優先させましょう。
サイドプランとしては、メロエッタ⇨ゲノセクトをとり、カリンを有効に使えるようになった状態で起動させてミュウVMAXを取りましょう。
(中途半端なダメージ与えてサイコジャンプされる前にワンパンしましょう)
・ミュウツーVUNION
キョダイフンサイがVガードエネルギー・かがやくサーナイトを貫通できるので、コツコツダメージ与えながら戦っていくことになります。重要なのはミュウツーVUNIONが立つ前で、なるべく相手のアルセウスの起動を遅らせるようベルトやダンデを絡めて無理やり取りに行くのもありです。
最後に
正直、トナメに上がれる構築を仕上げられたと感じていたので結果には全く満足いっていませんが、現環境でも十分闘うことのできる構築だと思っています。
全国のアルジュラ使いの皆さんはもちろん、キュレムに対して強く出たい方はぜひお試しを!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は戦績も提げて記事を書きたいを思っております。