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悪い姿勢を改善する3つの手順【背伸び・ストレッチ・筋トレ】
日本人の1日に座っている長さは世界で一番長いと言われております。
パソコンやスマホを見ているときは目線が下がったまま。
ソファやイスに座っているときには腰は丸まり、両肩も猫背になっていませんか。
腰が丸まった猫背では腸が押し潰されてお腹の不調に繋がります。
頭が下がり背中が丸まっていると、肺が潰されてプチ酸欠のような状態になります。
座り時間の長さは死亡リスクが高まることが研究でわかっています。
ここで一度立ち上がり、姿勢の改善のために頑張ってみませんか。
両手を上げて背伸びをする
まず姿勢を良くするとはどういうことか。
簡単に言うと、頭から足まで一直線に立つこと。
頭はボウリングの玉(7キロ)ほどあると言われているので、首からしたのカラダの土台に上から乗っているイメージで立ちましょう。
スマホを見るにしてもデスクワークでも、無意識に前重心になっている人が多いと感じるのでカカト寄りに後ろ重心に背筋を伸ばして立つとちょうど良いかもです。
両肩が前に入ってしまうのも猫背の特徴なので、両腕を上に上げて背伸びをしましょう。
こうすることで両脇の背中の筋肉が伸ばされて、肩の位置も後側にずれてくれます。
デスクワークなどで両腕を上にあげる習慣がない人は、四十肩の予防にもなるので積極的にやってみてください。
これを1日に1回行うだけで、姿勢の崩れを少しでも良くできると思います。
この背伸びをして重心を後ろに向けてくれるアイテムがあります。
それがコレ↓
ストレッチポール。
横になって膝を立てて、両手を上げるだけ。
気持ちよくて、かなり姿勢も整うのでオススメです。
全身のストレッチをする
筋肉を伸ばすストレッチも姿勢を改善するためには効果的です。
座り時間が長いと筋肉も固まります。
筋肉が固まると関節も固まります。
つまりカラダが固まり、姿勢も崩れたまま固まります。
カラダが固まると動きが制限されるので、重たい頭も前に出たまま戻れない可能性があります。
つまり土台であるカラダの、さらに足元からストレッチをして柔らかくほぐすだけでも筋肉と関節が整って姿勢も良くなっていくのです。
足元や下半身の筋肉のストレッチから姿勢が良くなります。
長く座ったお尻周りはガチガチで、歩いても足が前に出にくい。
そんな下半身では上半身とうまく連動できないと思います。
猫背や姿勢不良の改善には足首、お尻、ももうら、上半身の筋肉を含めたストレッチが必要です。
筋トレをする
そもそも何で姿勢が崩れてしまうのか。
悪い姿勢をとっていることだけが問題なのか。
なんでもとに戻りにくいのか。
カラダの姿勢とは、骨組みのことです。
この骨組みを支えているのは筋肉です。
つまり骨組みが崩れてしまうのは、支えている筋肉が弱くなっているから。
ということで、筋力の不足がそもそも姿勢不良を生み出すと言うことです。
悪い姿勢で座っているのに、さらに筋肉も少ないから姿勢不良を加速させていると言うことです。
自宅でもいいので、自重トレーニングから始めるといいと思います。
姿勢が良くなったとすぐに体感できるはずです。
姿勢不良は様々な体調不良の原因となるので、今日から背伸びでもいいのでやってみてください。