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aoming
人手不足と少子高齢化の時代
2023年8月11日の日経新聞社説では社説欄全てを使って、「人手不足」の危機を訴えています。本当に危機なのではないでしょうか。
少子高齢化の影響をこう書いています。
「13年からの約10年間で大阪市の人口を
上回る290万人も少なくなっている」
25年には団塊の世代が75歳に到達する2025年問題が待ち受けているのに、です。いろいろな対策を政府は打ち出そうとしていますが、間に合わないとしか思えないのはもう共通認識になりそうです。
2日前の記事では倒産企業が増えたという記事をしり目に、これから融資返済でもっと倒産企業は増えるだろうと、それすらもネタ記事でしかない状況が続きます。
生成AIの危惧が叫ばれる中で、それすら前提で共存していかないと軽い爆弾を持ったような気持ちになりました。
まるで世界の紛争も共存の中で必要悪論をとなえられているかのように。
また、社説の対処法として、外国人労働者のことが書かれていましたが、これも失踪者が多い実態に加えて、賃金が低いというインセンティブのない国として扱われていることも。
警鐘はならすだけでは響かないものかもしれません。夜の静けさに目を覚まさせる花火は風物詩として、心地好いものがありますが、見る人を限定されると一転してしまうのも良し悪しですね。
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