TSMCに対するアメリカの態度はお門違い!?日本はこのチャンスを逃さないで!
TSMC創業者、米当局やインテルを痛烈批判 半導体巡り(2021年10月27日付日経新聞)
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米当局やライバルの米インテルがTSMCへの態度を強めているそうですが、私はこれは違うかなと思っています。
TSMCへの態度とはアメリカに工場誘致することに対し、補助金支給をするという話しだったのがそれが進めないようにしているということです。
具体的にはすでに工事着工しているのにも関わらず、補助金の確証が得られないばかりかTSMCに詳細な企業情報の開示まで要求するというものです。
これはアメリカの名をおとしめるものです。
まずアメリカは台湾企業の特にTSMCの半導体の技術に勝ててないということに直視するべきです。
直視して認めるべきです。
半導体が足りないからアリゾナ州に先端の新工場誘致まで落とし込んだのではなかったでしょうか?
また、自国の半導体企業では技術で台湾企業に負けているから誘致せざるを得なかったのではないでしょうか?
これでは台湾を認めない中国と同じようになってしまいます。
今、台湾は安全保障の問題で各国と連携を取って協調しないといけない状態です。
大国の悪いところです。
中国のように、いや、やり方までは言いませんが、どんよくに技術を盗んでいき、そこから再起を図っていくのが筋でしょう。
TSMC創業者のモリスチャン氏は「もう米国は昔のような国に戻ることは不可能だ」と苦言を語ったそうですが、これが単なる不満だけでなくそうだと思います。
そして、日本も同じことが言えるでしょう。
台湾に何を学ぶか。
対岸の火事として見ていないで、アメリカが手をこまねいているのであれば出し抜くぐらいにしていきましょう。