衆議院選挙の政策論議に見えてくるものがある!?私たちが取るべきことは?

19日に衆議院選が公示されました。
投開票は21日です。
「成長と分配」のどちらを取るか、という政策論の中で見てみる限りでは分配のほうに重きを置いている政党ばかりです。

10万円給付という言葉がどの党からも出てくる中で、あれ?それならばなぜベーシックインカムについての議論に発展しないのか?と疑問に思いました。
ベーシックインカムとはかんたんに言えば、最低保証のことです。
金額については議論するべきところですが、年金も生活保護もなくしてずっと最低保証を全国民にしていくというものです。

したがって、今回の場合とは違うものですが、それに近い政策を取ることになります。
ベーシックインカムを取る政策が本当に正しいのかの議論はされていないのにそれに近い政策を取って、あやふやにやろうとしています。
実験でもあり、挑戦でもあると捉えてよいのでしょうか。

少し前にZOZOの前澤さんが実験的にベーシックインカムをやりだしました。
その前澤式ベーシックインカムのサイトを張り出しておきます。
https://www.yusakumaezawa.com/

私はベーシックインカムが良いか悪いかはまだわかっていませんが、実験的に試してみるという試みはとても良いものだと思いました。
そういうような取り組みだとか実験をして効果が持てそうだとか、そういう裏付けもなく、これしかないからそうするという政党が多いような気がします。

つまり、うわべだけで皆さん清き一票を私に!、わが政党に‼と声だけを上げているように見えるのです。
もう少し詳しく書くと、各政党のこの給付金の政策は「<strong>一時的</strong>」です。
コロナが終わったらもうやめにするという政策です。
その給付金の財源は一体どこにあるのでしょうか?

14日の与野党9党首がそろったTBSのテレビ番組である大学生がこんな疑問を投げかけたようです。
「国の借金が当たり前のようになっていますがそのツケがまわってくるのは私たち若い世代。誰が、いつ、どのようにお金を返すのかあまり議論されていないのが気になっています」
この言葉に対して誰も明確な答えを返せなかったようです。

若者に選挙を!ということで18歳選挙権をもうけたのにもかかわらず、政策は高齢者目線ばかりです。
これでは選挙する人の人数を増やすためだけの選挙権年齢の引き下げだったと言われてもしかたないでしょう。

政治家は2つにおいて若い人をだましています。
選挙に参加しよう。
わかい人の声も取り入れるべきだ。
君たちの声が政治を変える。
といっておきながら政策は蚊帳のそとで数ある高齢者目線にいつもなっている。
これが1つ目です。

次に2つ目は毎回、あとでツケがまわされることです。
選挙のために今をのりこえれば良いと思っているふしがあります。
中間の年齢の私にとってはそれが良く見えてしまうので何だか政治家のやることはあきれてしまうのですが。

ただ私が思うのは選挙に参加することに意義があります。
選挙に参加するというのは投票に行く行かないということではありません。
投票に行く行かないというのは権利ですので自分の判断で決めるべきです。
選挙に参加するというのは自分で考え、誰かと議論して、自分で判断するということです。
それが大事です。

若い人は特にこれから社会人となって仕事をしていきますが、自分で考え、判断し、決めるということをしていったほうが良いです。
そうすると見えてくるものがあります。
誰でも良いので話しをしてみましょう。

#衆議院選挙 #ベーシックインカム #最低保証

いいなと思ったら応援しよう!