中国バブル崩壊がもたらす怖い変調
「世界景気、中国変調が影」と日経新聞一面トップで書かれています。中国の変調、つまりバブル崩壊における経済低下が世界景気に影の影響をもたらしていると読めます。
私には「影」が奈落の底にまで変換してしまいそうになりました。続いて「若年失業率公表せず」です。
文章では以下のように書いています。
「北京大国家発展研究院の張丹丹副教授は学校におらず自宅などで暮らして職探しもしていない若者らを含めた潜在的な若年失業率は46.5%と試算する」
つまり、結構前に問題として取り上げられていた「寝そべり族」のことを言っているのでしょう。
本当であればこれらを公表しないといけないレベルの問題まで発展しているのに、逆にそれだけ発展しすぎたから公表しないといっているのは中国の常套手段であり、良くない部分だと思います。
これだと「結果的に」アメリカがデカップリングを強制されたとしても、あながち間違いではなかったとなってくるかもしれません。
といってもアメリカでさえ中国に依存している状態です。
アメリカの債務格下げで世界経済が落ち込んだように、中国の経済低下で世界中の経済が落ち込みます。
人民元で取引している国も多いでしょう。なんなら債務のワナで苦しんでいる国を乗っ取ろうという魂胆だとしても、中国もたくさんの国にお金を貸すだけ貸して返ってこないのも不良債権で困るはずです。
しかも、コロナの時と同じように何事もなかったと隠す手法だと実態がわかりません。
そこに人口減までくると拍車をかけてしまいます。最近では民間に圧力をかけていたのが緩めているほどだそうですから。
今、中国で団体旅行が解禁になりましたが、景気もそうですが、「品の低下」は見せないでほしいですね。◯◯の品格という本が本屋に並んだ時がありますが、それだけ影響ある国にまで発展したのですから。