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上げ底のEV路線では続かない!?日本の東南アに設備投資するワケ

「日本のEV、東南アで後手」という記事で、日本は東南アジアで中韓勢に遅れを取ると書かれています。

その理由が「東南アジアは火力発電が主力で、EVが増えても温暖化ガスの排出は減らない。充電設備の本格整備はこれから。高温多湿で電池の劣化も早い」です。

それなのに、脱炭素が求められている中で、新産業にいかないと世界からも取り残されてしまう懸念を東南アジア各国は危惧しています。

日本車が9割を占めていた市場で、「EV」という新産業で徐々に中韓勢に塗り替えられていく危機感の払拭として、今日一面トップの記事「設備投資、北米・東南アに」という攻めの姿勢だと思います。

その記事では中国からのリスク分散として、中国から東南アジアや北米に設備投資が移っていると書かれています。確かに中国の経済状況不安や急に拘束されたり、供給を途絶されたり、というリスクはかなり深刻になっています。

その点を上手く使いながら、中韓勢からの巻き返しができるか?というところがポイントなのでしょう。

ただ「日本のEV、東南アで後手」の記事で、
「第一にいまのEVブームは上げ底だ。タイ政府の1台最大60万円の購入補助は、いつまでも続かない」と書かれています。

前にセブンイレブンが「上げ底」の弁当を作って物議をかもした時に、火消しに困難を極めたことを思うと、EVで踏み切れない日本のお家事情はさもありなんというところが見え隠れします。

尻を叩かれているようにもみえて、EUもEVを後退させている現実もあります。

私が思うに答えは二者択一ではないということではないでしょうか。どちらかを切り捨てるなんてことはできません。

といって、ステルスでないかのように見せることもできません。未来は併存した混沌の中から生まれてくる。そういう観点で物事をみていかないと。
#東南アジア #EV補助金
#設備投資

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