大国が格下に取り入る世界!?バーラトが意味するもの!!
ロシアが格下の北朝鮮と接近するという状態は、何を意味するのでしょうか。今まで新興・途上国に接近してきたのを、台無しにするかもしれないぐらいの方針転換といえます。
ひとえに武器の減少が極めて問題になっているからだと推測します。今日の一面にウクライナ側が安価なドローンで戦車を破壊できるという記事が書いてありました。
これは戦争方法における時代の転機でしょう。時代錯誤のまま侵攻したら、いつの間にか危機に陥っていた。
だから、ミサイルばかり研究と実験を繰り返している格下の北朝鮮を取り込もうとしたのでしょう。最近は海軍にも力を入れ始めている北朝鮮は貧困もあって渡りに船だったはずです。
しかし、「正当な」貧困は新興・途上国です。正当なと書いたのは北朝鮮は軍事目的のために貧困をないがしろにしているからです。
それを考えると、ロシアも世界の貧困に対して、軍事目的を優先させたともみれます。
それではグローバルサウスの盟主をつかさどるインドはどうかといえば、自国のインフレ対策のためにコメ禁輸を打ち出しました。
貧困にあえぐ国は何だか肩すかしをくらった感じかもしれません。せっかくアフリカ連合を加えたのに。
世界一の人口の国になり、グローバルサウスも含め中心軸になったインド。急きょ、インドではなく「バーラト」という国名に変えたのも「大国」を自認する気持ちがうかがえるからでしょうか。
かつて、アメリカファーストを打ち出して話題になりましたが、そのような方向にいかないか気になります。
その後、いつしか大国が格下に取り入るようになっては本末転倒と歴史は語るかもしれませんね。