急に使用制限が来る時代に!?米中の問題に収まらない「経済的威圧」
中国はiPhoneなどの海外メーカーの電子機器の使用制限を拡大しています。
「中国、iPhone使用制限」の記事に書かれていますが、諸刃の剣はアメリカや中国だけにはとどまらないから厄介です。
まずこのことで「米アップルの株価は6~7日の2日で6.4%下落し、時価総額が約1900億ドル(約28兆円)減少した」ということです。
株価だけではないでしょう。組み立ても中国の工場が中心となっている中で、さらに利益が下落することが予測されます。
それよりも重要なのは今後、「使用制限」ということが世界で特に問題となることです。
TikTokの使用制限もそうです。一部日本でも使用制限が出ましたが、他のSNSも使用制限がでたらどうしますか?
例えば、旧TwitterのXが使用制限になったら・・Threadsが使用制限になったら・・などなど。こと米中だけの問題に限らないと思います。
ではアメリカは何もしていないかというと、そうではなく昨日の記事「米、ファーウェイ製スマホ検証」に書いてあります。
ファーウェイは新型スマホ「Mate60pro」のを発売しましたが、米政府はその技術の検証をしました。
結果は回路線幅は7ナノメートルで5Gに対応するものであるが、アップルのiPhoneは4ナノ品であり、近く3ナノ品を搭載するという「格の違い」を見せつけたという感じです。
だから、中国に対しては「それで良いのか?」といっているようにも聞こえますが、他国に委ねないようにして、自国の技術を上げてきたのは驚くべき部分はあります。
記事には「制裁下でも着々と力を蓄えるファーウェイのしたたかさが見え隠れする。テックインサイツのダン・ハッチソン副会長は今回の分解結果について「この国(中国)のチップ技術の回復力を示している」とコメントしている」と書いてある通りです。
以前、韓国も日本との間で徴用工問題で半導体や有機ELパネルなどに使われる3品目に対して輸入禁止となりました。
今年に入って解禁となりましたが、韓国も依存しないように自国でやろうとしていたと思いますが、技術の進歩はすぐには出来ないところがあるでしょう。
もう画像には載せていないですが、今日の日経新聞一面トップには日本も「外国の経済的威圧に対応」という記事が出ていました。
中国を念頭に年内に指針を出すということです。つまり、ことアメリカと中国だけにとどまらない問題に発展しているということになります。
急な「使用制限」が来ないかどうかをみていないと今まで使っていたものが、ましてや蓄積していた人にとっては財産になるので気をつけないといけないですね。
#ファーウェイ #iPhone
#経済的威圧 #アップル
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