手数料無料化が意味するものとは!?第三の台頭する「マネックス証券」
マネックス証券が、NTTドコモの子会社になりました。共同でドコモマネックスホールディングスという出資会社を作るということです。
記事の中で注目点に思ったのは「清明社長は提携の狙いをSBIや楽天に勝つことではなく、顧客の資産を増やすことだと言い切る」と書かれている部分です。
マネックス証券は手数料を取らないことに疑問を投げかけています。安易に顧客を呼び込むことに終始してしまって、顧客の資産を増やすことを疎かにしてしまっては本末転倒ということでしょう。
とても賛同できることで、楽天はモバイルで安値競争で流入した顧客をまどわせた前科があったはずです。
それが政府の急な規制だったとしても、楽天モバイルの失策だったような気がします。そして、赤字続きで、楽天銀行や楽天証券の上場によって資金を集めようとしていますが、項をなしていません。
その裏でKDDIはスペースXと提携してスターリンクを提供する動きになっています。基地局で苦戦しているところに私たちは衛星で全国どこにでも張り巡らせますよという算段です。
ではドコモですが、今回、マネックス証券と提携しました。今まで証券会社と提携してなかったところはいつものごとく遅れていたかもしれませんが、体制は整ってきたかもしれません。
「ドコモはマネックスの経営方針を尊重し、SBIと楽天が9月以降に始めた日本株の売買手数料ゼロ化も追随しない方向で一致した」
さらに今回の共同出資会社において、ドコモはマネックスよりも出資比率が少し少ないです。そこも配慮したのかと思いますが、マネックスが進めようとしていることを尊重しているように感じます。
これからはWeb3という時代に入る中、今まで通りでできることと、出来ないことがあるはずです。その変化の一つにも思えます。
マネックスは仮想通貨取引所のコインチェックも傘下にもっているため、ドコモはそこでの今後の展開も求めているのではないでしょうか。
#マネックス証券 #手数料無料化
#ネット証券 #ドコモ