デジタル通貨の時代に!?浦島太郎にならないためには!!
三菱UFJフィナンシャル・グループとみずほフィナンシャル・グループは企業間決済に使うデジタル通貨で連携することになりました。
流れとして、以下のような流れになるでしょう。
2023年10月に新会社プログマを作る。
2024年にデジタル通貨やデジタル証券を発行する。
その内、デジタル通貨にはMUFG傘下の三菱UFJ信託銀行の共通インフラにみずほが参加する。
また、デジタル証券は三井住友FGが活用を不動産などで検討する。
デジタル通貨はステーブルコイン発行を検討ですが、4つの種類があります。
①法定通貨担保型
②仮想通貨担保型
③コモディティー担保型
④無担保型
この内の一番安定して安全である①法定通貨担保型になるでしょう。先陣をきっているJPYCも法定通貨である円を裏付けとしています。
気になっておられる人もいるテラUSDですが、22年5月にドルと連動するステーブルコインであるにもかかわらず暴落しました。
テラショックとしてもニュースに取り上げられるぐらいでしたが、これは④無担保型でした。
アルゴリズムでドルに連動するようにしていたからです。そこはハッキリと明確にしておかないと不安でしょうがなくなってしまうでしょう。
その後に2022年の年末にFTXの仮想通貨取引所の破綻、そしてシリコンバレーバンクの破綻などあいついで人々の精神的ダメージをこれでもかと打ち砕いたのも世界的にイメージダウンは否めなかったのは悪い影響でした。
それとは打って変わって今回のステーブルコインですが、記事にも書いてありますように「最大の特徴は決済速度と取引情報を盛り込めること」です。
AIがこれだけ取り沙汰されて拡大しているのに、ブロックチェーンがそれほどに取り沙汰されないのは仮想通貨の悪いイメージだけが横行している気がします。
しかし、MUFGがステーブルコイン参入でJPYCとの競合状態が発生します。良い意味でステーブルコインがさらに良いものへと発展し、さらに他の企業も参入してくるかもしれません。
日本がデジタル通貨であるデジタル円を発行するかどうかはまだ検討中だそうですが、国が発行するのが良いのか、民間が発行するのが良いのかは中央集権型が良いのか、本当の意味での分散型の方が良いのかでわかれてくるはずです。
ただ、元フェイスブックのメタが2019年にデジタル通貨である「リブラ(その後、ディエム)」が失敗に終わり、すぐさま中国がデジタル人民元を出してきたことがあります。
世界でいろいろと動きがありますが、世の中のためというより覇権目的もあるので何とも言えませんが。
また不動産のデジタル証券も三井物産などがはじめだして、これから拡大が予想されます。
いやがおうにも時代は動いていることを誰もが認識していかないといつの間にか浦島太郎になってしまうのかなと思いました。
#デジタル通貨 #三菱UFJ
#デジタル証券 #ステーブルコイン
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