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mayumimi31
空白にこそ意味がある!?人生で考えたいこと!
鵯越(ひよどりごえ)の逆落としの源平合戦の絵です。
はじめ右側真ん中あたりの崖のラインをみて急転直下のようなイメージを持ってしまいますが、すぐに左上側のなだらかな崖のラインをみて、そうではなかったと、安堵する二重仕掛けかと思いました。
とはいえ、話しにも聞くとおり、急峻な崖を降りたという逸話のごとく過酷だったと推測してしまう絵です。
こういう時はどのような心境だったのでしょうか?虎穴に入らずんば虎子を得ずということわざのような心境だったのでしょうか。
それとも軽業でなれている源義経であれば好機ととらえたのでしょうか。
その後の後世で同じことをやったのは織田信長だけです。人生は短い。50年の内にできることはしておかないとと、死地に活路を見いだした場面だと思います。
では今こんなことができるかといえばできません。そう思ってもう一度、この空白の斜面をみてみますと、何ともこの空白にいろいろなものがこめられている気がしてしまいます。
それは右上のぎゅうぎゅうに詰められた武士達がいるのにも関わらず、です。
あなたなら、この空白に何を埋めますか?未来ですか?それとも絶望ですか?
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