ハートカクテル
おはようございます、俺です。
漫画雑誌『週刊モーニング』への掲載が始まったのが1983年10月で、ちょうど俺が、京都から東京へ転勤、退職して同業他社へ就職、の慌ただしかった時期に目にしたんだな。ただ、モーニングを読むようになったのはハートカクテルが目的じゃなく、他の漫画だったことは憶えてる。それが何だったのかは思い出せないけどね。島耕作シリーズではなかったことは確か。
展示されてる画を見ながら、そうか、ハートカクテルは俺の憧れだったんだな、と気が付いた。ああいう生活がしたかったんだなとね。住んだのは東横線の学芸大学、その後日吉に引っ越してまた学大に戻って。休みの日にひとりで遊びに行くのは横浜、鎌倉、逗子、そして大磯の海。そのうちディンギーをやってる友人に誘われて毎週末は海に出るようになったりして。その友人が乗ってた車はワーゲン、そして後に俺が買った車は真っ赤なゴルフ。
でもね、その生活も転勤で終わるんだな。サラリーマンの悲しいところだ。まあでもだから次の出会いもあるわけだけどね。
神戸で展覧会を見た帰りの阪急電車の中で、そう言えば転勤で戻った京都の職場に勤めながら住んだのが神戸だったのもハートカクテルの影響かと思ったりした。