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褌 ふんどし

おはようございます、俺です。

 褌という一枚の布を初めて手にしたのは1995年だったからもう30年になります。付き合い始めたヤツの家で目にしてその場で締めてもらったのが最初。一気に嵌まって、即行で買って毎日、仕事に行く時も締めてて、スーツの下に六尺褌でした。

 のめり込んだ理由、最初は「俺、褌なんだぜ!」って感じの、自分だけの秘密を持ったワクワク感だったんんでしょう。そのうちに腰や股間を締める、という存在感が快感に変わっていって、今も飽きずに愛用してるわけです。

 皮膚のトラブルに効用があるという副次効果も愛用してる理由のひとつです。乾燥肌、敏感肌であせも(汗疹)ができやすく、足の指の股やお尻の谷間、皮膚と皮膚が絶えず触れ合ってるところが炎症を起こして赤く腫れて、酷くなるとただれて痒さが半端ない。それを褌(六尺褌)の布がお尻の谷間を通ることで接触を防いでトラブルも防ぐ、という効果です。

 最初は、銭湯やジムのロッカールームでの着替えの時は恥ずかしかったですね。でもね、ほとんどの人は気にしてない。「あいつ、褌してたぜ」と話のタネにするのがゲイだけ。関心があるくせに揶揄するのは、そう、同族のゲイだけ。

大阪、堂山にて


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