Blues DeluxeにみるJoe Bonamassa の華麗なる転身に全米が涙した
昨今のお茶の間で「やさぐれブルース野郎」から「ジェントルブルースマン」への華麗なる転身が話題のジョーボナマッサです。
嘘です。
そんなニュース1mmも見たことありませんwww
誰?って方のためにこちらを。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%83%8A%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%B5
11歳の頃にダニーガットンに師事!!!
12歳でBBkingの前座!!!
というブルース界の正真正銘エリートの彼ですが、
デビューは意外に遅くて2000年 23歳の頃にデビュー
(ちょっと好感が持てるかもww)
僕はカントリーを根っこに持ってるギタリストが好物なので、
大好きなんです。しかもjoeのプレイはカントリーとブルースだけでなく、
アカデミックな響きのフレージングがありまして。
そこがめっちゃかっこいいのです。
そんな彼の泣かず飛ばずだった時期から、売れっ子になっていく
過程での外見を含めたステージングの変貌っぷりを「Blues Deluxe」という楽曲縛りでご覧いただきたい。
まず最初。こちらは2003年のBlues Deluxe
やさぐれ度 180%
デビュー3年目ですね。
めっちゃくちゃスローブルースのこの曲を23歳でこんなにも自分のものにしている努力と才能は文句なし。この時点ですでに演奏は最強。
ただね、奥さん。
これ、ライブ行きたいって思います?
防犯カメラみたいな画質のせいもあるが、完全に深夜に勝手にライブハウスに忍び込んで演奏してるイカれた奴らにしか見えないでしょう?
いやー、悪そうですねー。
間違いなく男子校です。
続いて2006年 まだまだ悪そうでしょ?
やさぐれ度 170%
イントロはゴットファーザー愛のテーマとか弾いとるし
近所の飲み屋界隈で無茶苦茶人気のブルース野郎感がすごい。
やーこわいこわい。絶対ライブ行きたくない。客も怖そうww
メンバーも悪そう。
一緒にいると悪いことしている気分になるやつだと思う。
イージーライダーに出てくる人たちみたいな。
ええjoe、そっち行っちゃうの?ストラトも金のラメて。。
車は間違いなくシャコタンのマークⅡ。ミラーにポンポンつけてそう。
(知らんけどwww)
そして2013年 童貞卒業した感じの垢抜けが発生
やさぐれ度 70%
それまでブルースとギターしか知らなかったJoe Bが初めて付き合った彼女に言われたのか、身なりが格段に綺麗になった。髪切った方がいいよね。
かっこいいよね。
とはいえ、まだまだ平日の昼間からパチンコ屋に並んでそうな雰囲気である(偏見すごい)。
メンバーは悪そうではないが、別の軸で極まっている。
ベースの人が映画セッションのJ・K・シモンズみたいな見え方をするからであろう。JoeBは一番弟子のよう。知らんけど。
話は変わりますが、ベースの人のとってるラインが秀逸。
玄人好みなスタイルに振り切っているのかもな。
そしてきました、大変革がおきました。2019年!
やさぐれ度 0% アカデミック度 100% ブルース界の巨星
田舎ヤンキーだった彼は都会に出て人生経験を積み、大人になり、本当のブルースを奏でるようになりました(知らんけどw)。
スーツ着て、ビックバンドだし、でっかいクラッシくなホールで、スタイリッシュ。アカデミックですらある。
どうしたの。JoeBよ。
調べてみても、所属レコード会社が変わったような記事もないし。
いつからこのスタイルになったかは正確にはわからない。
でも、間違いなくこっちの方がいい。
いやあ、ほんとよくなった。
セールスが伸びてきたから外見に投資できるようになったのか、
外見に投資するようになったからセールスが伸びたのか、
どっちかわからないが、間違いなくこっちの方が大衆に受け入れられるだろう。
やっている音楽のレベルの高さはずっと一緒。
見せ方にこだわることはとっても重要。
いやー僕もイケてる音楽家に向けて変貌できるよう、
日々の積み重ねを大切にやっていきたい。
(あやかりたい)