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副鼻腔炎の手術 Vol.4


手術前日に入院

ステロイド服用から1週間
ついに入院日を迎えました。

前日に病院から電話があり、
・病室について
・入院のための来院時間
2点の連絡を受けました。

病室は 個室 or 4人部屋 選択可能でしたが、
私は「個室希望」を事前にお願いしていました。

費用は4人部屋と比較して高額になりますが、
加入していた「生命保険」から支払われる保険金で
自己負担、限りなく抑えることができそうでしたので、
迷わず個室希望を出していました。
もし大部屋で入院していたら、保険金でおつりがあったかもしれません

人生初の手術だったことと、
消灯時間などの制約を受けず、快適に入院したかったので
個室を選択して正解でした。
(自他問わず いびきとか、気になりますし)

入院して早速お昼ご飯


午前中に来院、手続きを済ませ病室へ
1週間過ごすことになる、個室へ案内されました。

看護師さんから、事前アンケートに対するコミュニケーションや
入院中のルールなど、説明を受け
ではごゆっくり。と告げられますが

いつもなら仕事をしている「ど平日」
何もすることがありません。

やることがないため
テレビをつけるも、面白くない。
外の景色を眺めるも、自由に病院外に出れないもどかしさが増しました。

手術を決断したのは自分自身でしたが、
すでに早く退院したいな。と内心思っていました。

感情もなくテレビを点けていると、看護師さんから
「お昼でーす」と、食事が運ばれてきます。

「はやっ!」

まだ12時ちょっと過ぎです。
学校給食でも、こんな早くお昼食べないぞ。。。
と思いつつも、ここで感じたのは、

これが病院なんだ。
私は入院患者なんだ。
自由がないのだ。
現実を受け止める良いきっかけでした。

術前検査と麻酔の説明

お昼を早々に済ませ、見たくもないテレビを眺めていると
看護師さんが訪ねてきました。

今日は術前検査と、麻酔の説明があります。
術前検査でMRI
そのあと、麻酔科の先生からの説明です。と告げられる。

いよいよ「手術感」が出てきました。
麻酔については、耳鼻科の先生に
先週幼稚なクエスチョンをしたばかりでしたが、
いよいよ専門の先生にも、同じ質問をするときだ。と
ドキドキしていました。

看護師さんと一緒に、麻酔科の先生がいる部屋へ移動したのですが、
ここで少し緊張感が高まりました。

麻酔科の先生がいる部屋は、外来病棟から離れた場所にあるようで
手術部屋の前を取って行きました。

あきらかに空気感が違う。。。😧

看護師さん、医師の歩く足音や、
誰かを迎えに行くのか、送り届けたあとなのか
空のストレッチャーを動かす音
とても病院内で、緊張感があるエリアだったと思います。

そんな手術室の近くに、麻酔科の先生がいる部屋があり
順番を待って、部屋に通されました。

麻酔について話を聞く


麻酔科の先生は、定期的に手術があるのか、
白衣ではなく、手術着っぽいものを着用していました。
(ここでも緊張感が高まる)

行う手術の説明と、それに応じた麻酔の説明を
良く言えば「簡潔に」
悪く言えば「形式的に」
説明してくださいました。

ここで私は再び
「何で麻酔で眠れてしまうのか?」
「麻酔から覚めないことはあるのか?」
耳鼻科の先生に質問したことと、同じことを聞きました。

麻酔科の先生は、
こんなこと聞いてくるなよー
嫌なら手術受けるなよー
と内心思っていたかもしれないが、

血液中の...
脳に送る信号を...
イオン作用が...
麻酔で起きる事故は...
などなど

やっぱり文系脳みそでは
100%理解することはできなかったが

もし覚醒(麻酔からの目覚め)できない気配が見られたら
全力で対処していきますので。と伝えられ
大丈夫。大丈夫。と自分に言い聞かせ、
全身麻酔による手術の同意書へサインをしました。

病室に戻り、同意書サイン後は少し吹っ切れて
手術もしていないのに「早く退院したい」感情が高ぶっていました。

いよいよ翌日手術
次は、手術に向かうまでを書き残しておこうと思います。

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