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副鼻腔炎の手術 Vol.5


手術前日

麻酔の先生の説明が終わり
病室へ戻り、ぼけーと時間を過ごしていると
術前検診として、耳鼻科(執刀医)の回診を受けました。

大学病院=白い巨塔、ドクターXの印象をもっていたため
ぞろぞろ教授を引き連れてくるのかと思いきや
教授一人でした。

そこで先生からは先ほど撮影したレントゲンを確認してきたらしく
引き続き空洞なく、埋まってましたね。と説明をして下さり、
明日、予定通り手術よろしくお願いいたします。と告げ去っていきました。

ドラマのような何人も引き連れて回診することはなく
医療ドラマは、演出家によって、過度な印象操作されているな。と
これまで見てきた医療ドラマ、ぜんぶバラエティじゃんと感じました🤔

18時になり、術前最後の晩御飯が運ばれてきました。
一瞬「これが生きている中で、最後の食事だったら嫌だなぁ」が
過りましたが、退院して臭いが復活するから大丈夫。と言い聞かせ完食
ここから、水分以外は、最低でも48時間の絶食突入

手術当日


前日、お昼過ぎの手術と聞かされており、
朝6過ぎの起床後、ただ時間を過ぎるのを待っていました。

ただ水分補給は怠ってはいけないらしく、
手術前に「これはすべて飲み干してください」とオーエスワン1本と
見たことないパック飲料が支給されました。

アクアファン

どうやら麻酔科の先生周辺では、周知がされている飲料のようです。
(※記事は私が手術してもらった大学病院ではないです)

味は、薄いアクエリアスっぽい、りんご味でした。
看護師さんから、一気に飲まずに11時までにゆっくり飲んでください。と
6パックも渡されていました。

普段の生活なら、このような小さいパック飲料
一瞬で飲み干せるのですが、ゆっくり飲んで。と言われているのと
飲み切ってしまうと、当分水分を口から飲むことができないため、
信じられないくらいのスピードで1パックを飲んでいました。

すると、定期的に回診にくる看護師さんから、
かなり残ってますが、大丈夫ですか?飲めますか?と
心配されてしまいました。

しばらく水分採れなくなるため、大事に大事に行きたかったのですが、
飲み切れてないと、まだダメでした。と手術前のチェックリストに
レ点が打てず、困っているのだろう。察しました。
急いで6パック+オーエスワンを完飲

あーしばらく、何も喉を潤すことができないのかぁ
どうなっちゃうんだろう。。。と嫌な気持ちになりました😭

ついに手術へのカウントダウン

支給飲料を飲み干し、何もすることがない時間を過ごしていると
看護師が、手術着を持ってきてくださりました。

いよいよ。です。

ただ想像していた手術着とは大きくかけ離れており
「高齢者が着ていそうな、パジャマっぽいやつ」

ドラマだと、緑だったり、青だったりする
なんか医師と同じような質感の服を着ている印象でしたが、
180度異なり
「こんなダサいの着るの?😑」が率直な感想です。

手術するのに、見た目を気にする人は、いないと思いますが
高齢者のパジャマにしか見えなかったので、ちょっとだけテンション下がりました。

看護師さんからは「12時前に手術用の点滴注射がありますので、それまでに着ておいてください」と告げられ、
まだパジャマ着たくないな。とフカしていたら、
点滴でーす!と 助手っぽい医師が、間一髪で来られて、
左手、手首の上らへんに「ブスっ」と、点滴用管が刺さりました。

これ、採血の針と違って、太いのかな。
ちょっと痛いぞ。。。😫

自分の体へ、点滴用ではありましたが
管が刺さっているのを見ると
体全体、力が入らない感覚になりました。

これどっかにひっかけて、取れてしまったら
血が噴き出るのかなぁ。怖いな。と 無用な心配と
ここから、行動が一気に制約されるんだな。を実感しました。

次は、手術室への移動と、麻酔で寝てしまうまでの記憶を
書き残しておこうと思います。

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