見出し画像

大転換期がやってきた  マイストーリー2/3

人生普通が一番! って・・・普通ってなんだろう?

小~大学まで順調すぎた人生から、東日本大震災、夫婦で失業を経験したり、どう考えても自分にとっては普通じゃない体験が続く

マイストーリー 2/3

前回の続き

人生に行き詰った時、どうする?

なかなか自分のことを話せずに一人悩む人もいるかもしれないけど
わたしの場合は隠さず自分のことを話し、ありがたいことに話を聞いてくれる人も周りにいた

でも、結婚してからの悩みは話しても解消されない・・・

相手は変えられないから、わたしはとにかく自分を変えることにした

最初に出会ったのがレイキヒーリングだった
ヒーリングってとにかく怪しいイメージしかなかったけど 笑

山形で出会った友人は当たり前のように見えないエネルギーの話をし
心身をすっきり整えて、前向きに人生を捉えている人が多かった

だから自然とそういう方向へ足が向く

そのうちわたしもちょっとずつ体から発する「気」のようなものが分かり始めた

このままヒーラーになるんだろうか?

ハマるとどんどんのめりみ、その当時は自分の足りない穴を埋めることが最優先だったから、次々とヒーリングの世界へ進む

わけのわからないものではなくて、確かに現実に変化を起こしたと感じたものもあったし、体がすっきり整うのは良くわかった

だけど、藁をもつかむ気持ちで出会ったものは本当に藁程度のものもあったな・・・

この時結婚5年目くらい
一番悩んでいたパートナーシップはなかなか解消されず、子供もいなかった、というかできなかった

臨床検査技師の仕事は続けていたけど、月~土まである仕事で、やりたいことが山ほどあったわたしには時間が足りなかった

働き方を変えたい そんなことばかり考えてたと思う

ヒーリングの世界をもっと極めて生業としようか?
ヒーリング関係のセミナーはどれもびっくりするほど高額だったのでどうしようか足踏みしていた

脳科学・量子力学を学んで0歳からやり直す

どうしようか悩んでいたところに友人からの電話

「彩ちゃんは自分や人の可能性を広げることが好きだと思うんだけど、学んでみない?」

とあるセミナーへのお誘いだった

内容を聞いてもわけが分からずめっちゃ怪しい!
だけどものすごく信頼している友人からの誘いだったから思い切って参加した

これが高額なヒーリングセミナーくらいの額だったけど、つかんだこっちは藁じゃなかった・・・良かった!

セミナー講師の方は、脳科学、心理学、物理学・・・あらゆる分野を網羅していてまず知らないことがなく
わたしの判断基準に収まらない、超天才だった

その時まず初めに知りたかったこと、
「人も自分も裁いてしまって苦しい・・・どうしたら良い?」

その答えはあっという間に返ってくる

さらに、今まで自分が悩みだと思っていたことの数々、
判断基準としていた様々なこと

思い込みで生きてきた今までの全ての大前提が

わたしには足りない穴があるからいろいろ学び、体験し、それを埋めたい

だったのに、そもそも穴なんてない・・・!
ということに気づかされることになる

足りないを前提にしてると、何かを決める時ブレるし自信もない

悩んだ時人に話を聞いてもらっていたのは、判断を人の意見に委ねていたからだ

そんなわたしがこの学びを通して、バシバシとインスピレーションを受け取り

自分で決める心地よさ、自己信頼をとりもどしていくことになる

まるで自分という人間を再構築するかのように、0歳からやり直している感覚だった

そしてそれは突然やってきた

今思えば、足りない穴なんてない!と気づいたことで、わたしの中に潜在的に溜まっていたゴミが一気に出ようとしていたのかもしれない

側頭骨腫瘍が見つかった

突然のめまいと難聴

何度となく耳鼻科へ行くも、メニエールと診断された

直感的に何か違うと思って、脳神経外科でMRIを撮ってもらうと

それは素人でもわかるくらいハッキリ映っていた

脳腫瘍見つかりました」

えっ、、?「それってよくあることですか?」

あまりにもドクターが簡単に言うので、医療従事者の端くれとはいえ、思わず聞き返してしまった

結論からいうと、脳腫瘍とは違い耳鼻科領域の病気だった

だけど、この手術がまさか日本初症例だとはこの時は知る由もない

マイストーリー ラストへつづく







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?