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結婚最大の障害「よい出会いがない」は相談所の思う壺

東京商工会議所の調査によると、結婚の最大のハードルは「よい出会いがない」ことだそうです。

結婚の最大のハードルは「よい出会いがない」 子どもを持つ場合のハードルは「経済的不安」:東京在勤の若者意識調査 | nippon.com

結婚相談所を運営しているものとしては、「どうもありがとうございます」という印象ですね。
お客様がとっても増えそうです(悪い顔)

って、いやいや、それじゃダメなんです。
私が相談所をやっているのは「結婚したいと思う人がみんな結婚できるようにご縁を繋ぐ」ためです。
よい出会いがないのはなぜなのか、私の考えを書いてみたいと思います。

よい出会いがないのは、結局、時間の使い方の問題です。

結婚できずに困っている人は、「よい出会いがない」と思っていますが、実は『出会い』は日常の中であるはずなんです。
本当は、『出会い』を『よい出会い(だった)』に育てるための時間が無いんです。

小学校から高校までのことを考えましょう。大学に進学した方は大学まででもいいです。
学生の頃は、『出会い』を『よい出会い』に育てるための時間が勝手に与えられていました。

クラスメイトなら、毎日8時間一緒にいます。
部活やサークルの仲間でも毎日数時間。
バイト先の仲間でも数時間。

出会った異性と一緒の空間で過ごす時間が長いのが学生時代です。
これで、『出会い』が『よい出会い(だった)』に昇格します。
『よい出会い』は、最初から『よい出会い』なのではなくて、『出会い』
を『よい出会い』だったことにあとから書き換えているわけです。

あの頃は実はいまよりラクだったのだ…

しかし、社会人になると様子が変わります。
いまのご時世、職場での色恋ができません。セクハラ扱いされたら大問題ですからね。
いちばん長い時間を過ごす職場での『出会い』を『よい出会い』に書き換えることが禁じられています。

となると、社会人サークルとか、合コンとか、紹介とか、アプリとか…。
何でもいいのですが、出会いを求めますよね。

しかし、社会人は出会いをよい出会いに昇格させる時間が圧倒的に足りません。

週末ごとに会ってもせいぜい1日数時間。
1日あたりに直すと30分?
学生時代は数時間だったのに…。

学生時代は数週間もあれば出会いが恋になったかもしれませんが、社会人のペースでは1年経っても無理でしょう。

結論、よい出会いがないは嘘です。
『出会い』を『よい出会い』にしている時間が無いのです。

では、どうすればいいのか。
そこに我々のような仲人(なこうど)の存在価値があるというものです。


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