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同類婚時代|勇気だ愛だと騒ぎ立てられたあの頃との差

どうも。婚活仲人の岡です。
日本にお父さんを増やす仕事をしています。

チャゲアス、しってますか?
この記事を読んでくださるような婚活世代はもうギリギリ馴染みがないかも…。
CHAGE and ASKAという二人組の伝説の音楽ユニットで、ヒット曲を連発しました。

で、そのチャゲアスが先月からサブスク配信解禁されまして、ファンはざわついていたんです。

さて、今日はそんなチャゲアスが登場する昔話を少々。


もうかれこれ20年以上前の話です。

私は当時大学生をやっていました。
あの頃の大学生の楽しみと言えば、取ったばかりの運転免許を携えてのドライブです。
彼女と一緒に行くのがベスト・オブ・ザ・ベストですが、サークルの仲間たちと出かけるのも良いですね。

今のようにスマホはありません。
車内での楽しみは何かと言えば、おしゃべりと音楽です。
音楽といっても、まだmp3プレーヤ(わからない若者が多いと思いますが、要は今のスマホの音楽アプリだけを取り出したような機械)が出始めの頃ですから、まだまだラジオ放送がメインコンテンツです。

車の中でFMラジオを流しっぱなしにすることが多かったですね。
パーソナリティの軽妙な語り口とともに音楽が流れてきます。
夏の海沿いなんかを走っていると最高です。

流れてくる音楽はチャゲアスのYAH YAH YAH、みんな大好きで車内は大盛り上がり。
全員で拳を振り上げながら歌います。
その時、対向車線を走ってきた車のフロントガラスの向こうで…。
男4人が我々と同じように拳を突き上げて熱唱しているのでした。

いやーー、我ながら昔話が長い!
歳を取るとこれだからダメですね。

とにもかくにも、こういう共通性とか同時性みたいなものが昔はありました。
コンテンツや情報が少ない時代だったので、みんなが同じ物を好きで、同じ瞬間に同じものを楽しんでいたんです。

ところが現代は好みは多様化し、生放送を楽しむ文化もすっかり無くなりました。
チャゲアスもラジオで流れているなら同時にたくさんの人が聞きますが、サブスク配信だとそうはいきません。

共有できる時間や物が少ない時代です。
だからこそ、結婚相手には感覚を共有できる同類婚が多くなります。

同じ年齢、同じ教育環境、同じ趣味。
安心感があることは間違いありません。

とはいえ、そんな相手ばかりなら苦労はありません。
出会う相手とは違いがあって当然なのです。
それに、本当は違いがあるからこそ楽しいのです。

ではそんな時代の婚活は何に心がければいいのか…?

相手の好きなものを一緒に好きになるというのはどうでしょう。

私は妻と16歳差で世代が全然違いますが、できるだけ妻の好きを一緒に楽しむようにしています。
あのアイドルがいいと言われたら歌詞を覚えるくらい一緒に聞きます。
いまはNiziuME:Iですかね。

努力して合わせるのは続きません。
一緒に楽しみたいと思う気持ちが大切になるでしょう。


今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。
楽しんでくださった方はスキ・フォローもよろしくお願いいたします。
noteは毎日更新していますので、また明日も読んでくださいね〜。

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