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【社説】石破新総裁の少子化対策有言実行を望む

2024年9月27日、自民党の新総裁に石破茂氏が当選しました。

日本の最重要課題は人口の減少をいかに緩やかにして、国際競争力を保つかにあります。
人口の源になる出生数は国の行く末を左右する非常に重要な数字です。

石破氏はほとんど唯一、婚姻率に言及された候補者でした。
過去このような発言をされています。

自民党の石破茂元幹事長は2日放送のBSテレ東番組で、将来首相に就任した場合は少子化対策に注力する考えを示した。「人口が恐ろしく減り、経済もそんなに伸びない。人口減少に歯止めをかけるには婚姻率を上げていくしかない」と述べた。

2024年6月2日 産経新聞

少子化対策というと、保育園の待機児童の問題や、子育て家庭への現金給付などに議論が行きがちです。
しかし、根本的には婚姻率を改善しなければ子どもは増えません。

子育て支援は重要ですが、それでは子どもは増えません。
少子化対策の肝は子育て支援ではなく、結婚支援です。

この点について詳しくは俺婚ブログにて記事にしておりますので、ご一読頂けるとありがたいです。

政治が行うべき結婚支援は出会い場の提供や交際方法指南などではありません。
それは民間で十分できることです。
政治が行うべきは、これから子どもを持ちたいという希望のある若者に十分な賃金を得られる仕事を用意すること。
そして、未来への希望を持てる社会をつくることです。

「婚姻率を上げる」政策とは、イコール経済政策、所得改善政策になるはずです。

石破氏がどこまで有言実行してくださるのか、総理就任後の政策実行に期待したいと思います。

私は常日頃から、日本にお父さんを増やす仕事をしていると自己紹介しています。
独身の方の結婚をサポートしている者として、引き続き全力で活動していきます。
結婚を希望する人が増える社会、結婚を希望する人は結婚できる社会となり、婚姻率が改善することを心から望みます。

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