本記事ではO'Reilly Online Learningの機能についてご紹介いたします。
O'Reilly Online Learningは「書籍の読み放題」「人事による進捗管理」「AWS等の体験」「検定・資格の勉強」という大きく4つの機能を兼ね備えたサービスとなっております。各機能を持つサービスは他社様にもございますが、4つの機能をまとめて1つのサービス上で行えるという点にO'Reilly Online Learningの特性があります。
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こちらの動画では、O'Reilly Online Learningの機能を簡単に紹介しています。
以下は機能の詳細の一覧です。
書籍
Harvard Business Review やPearson をはじめとする200社以上の提携出版社が6万冊以上の本を提供しています。このうち、70%はテクノロジー、40%はビジネスに関する内容です。オライリージャパンからも日本語の書籍が提供されています。また、1冊が1ページになっているためウェブページを遷移する必要がなく、翻訳を手間なく活用し、日本語で全ての書籍を読むことが可能です。さらに、書籍の重要なポイントにハイライトをしたり、ノートをとることもでき、後から見返しやすくできます。
- Early Release(アーリーリリース)
まだ正式に出版されていない本の一部が公開されている場合、先行して読むことが可能です。これにより、常に新しい情報をいち早く得ることができます。
動画
プラットフォーム上に計3.5万時間以上の動画が用意されており、過去のオンライン講座の録画も視聴可能です。現在、52%以上の動画で英語や日本語の字幕が用意されており、動画は文字起こしが可能な上、キーワード検索で関連部分だけを視聴することもできます。
オーディオブック
1,500以上の録音があります。電車の中など移動中にも学習が可能です。
オライリーアンサーズ
高度な機械学習技術を活用しており、NLPエンジンに技術的な質問をするとオライリーの書籍や動画をもとにした回答を即座に得ることができます。
プレイリスト
自分でプレイリストを作成してコンテンツを整理することが可能で、他の人が作成したものを閲覧することもできます。自分で作成したプレイリストや、フォローしているプレイリストは、モバイルアプリと自動的に同期するので、いつでも好きなコンテンツを見ることができます。
おすすめ
おすすめは閲覧履歴に基づいて作成され、使えば使うほど精度が上がり、関連するコンテンツがより多く表示されるようになります
トピック
興味のあるトピックをフォローすると、そのトピックのページや、フォローした内容に応じたおすすめプレイリストに素早くアクセスできます。
オフラインアクセス
アプリをインストールし、コンテンツをダウンロードすることでスマートフォンやタブレットからオフラインでアクセスできます。ノートパソコンやデスクトップでオライリーのプラットフォームにアクセスする際はインターネット接続が必要です。
ライブイベント
著名な専門家らが開講するライブの研修コースを受講、テクノロジー関連のオンラインイベントに参加し、講師の先生に直接質問することができます。参加登録をしていれば、当日出席できなくても後から動画を視聴することが可能です。ライブイベントにはトレーニングコース、スーパーストリーム、エキスパート主導の会議などの種類があり、1年間に2,000以上のオンライン講座が開かれます。
-トレーニングコース
テクノロジーやビジネスの重要なトピックに関する実践的な集中トレ ーニングです。トピックはオライリーの名高い専門家の指導の下、作成されています。さらに、個人のレベルに応じて受けられるトレーニングも提供されています。
-スーパーストリーム
スーパーストリームとは、オライリーのメンバー限定で配信されるテクノロジーのライブ協議会です。年間20回ほど行われ、トレンドに着目したテーマが取り上げられます。
-エキスパート主導の会議
業界リーダーがオライリーのメンバーたちと知見を共有・議論する内容となっています。内容はトピックベース、技術関連、または現在の事象に焦点を当てたものです。 また、著名な業界リーダーに質問できる機会ともなります。
サーティフィケーション
資格取得に向けた公式の教材や練習問題が用意されています。
オンデマンドコース
4200本以上の豊富なコースから、自分の役割とスキルレベルに応じて選択ができます。自分のレベルに合ったものを選ぶことでその知識を広く、深く体系的に学ぶことが可能です。また、クイズが用意されているため理解度や知識の抜けの有無などを確認できます。
認定模擬試験
模擬試験はインタラクティブでカスタマイズ可能です。またモジュール単位で成績を把握できるため、どこを改善すべきかに焦点を当てたフィードバックをすぐに得られます。各試験には3つのモードがあり、試験準備に役立つよう設計されています。
-学習モード
自身の知識を評価するための学習ガイドとして使います。各問題には解答と詳細解説があり、自分のペースで学習できるよう、時間を設定しないオプションも用意されています。
-模擬試験モード
時間制限のある模擬試験を受けられます。
-フラッシュカードモード
多肢選択式以外の問題を出題し、真の習得度を測ります。
インタラクティブラーニング
どのブラウザからでもアクセスできるライブ開発環境で Kubernetes、Docker、Python、Java などを実際に体験できます。リアルタイムで操作しながら仕組みを理解できるため、効果的に新しいテクノロジーを学べます。また、アプリケーションなどをインストールする必要はなく、会社のデータセットを使うことも可能です。
-ラボ
実例を通して、各技術において直面するだろう点について、専門家がステップバイステップで解説します。
-サンドボックス
各技術で遊んでみたり試してみたりするための、安全で設定済みの環境です。実験やサンプルを試すのに最適です。
-Jupyterノートブック
「サンプルコードを表示→編集→自分の新しいコードを実行→エラーをチェック」という作業を何度でも繰り返せます。ノートブックをダウンロードすればローカル環境で作業内容を保存できます。
利用状況のダッシュボード
ダッシュボードを利用し、管理者がチームの利用状況を確認できます。例えば、アクティブユーザーの人数、利用したタイトルの数、動画の視聴時間、 参加したライブイベントの回数などを把握可能です。チームの線形および非線形学習の比率も分かります。また、チームの学習データを他の業界と比較することもできます。
アカウント管理機能
利用状況に基づいてアカウントを管理でき、サブスクリプション期間内に、利用するユーザーを変更することも可能です。例えば、あるメンバーのオライリー使用量が少ない場合、そのメンバーのアカウントを他のメンバーに変更できます。これにより投資の効用を最大化できます。
コンテンツの共有
コンテンツを共有し、チームで共同学習を行うことができます。また、メンバーに学習してもらいたいプレイリストやコンテンツを、課題としてチームメンバーに割り当てることもできます。各メンバーの課題進捗状況を確認することも可能です。
興味を持ってくださった方へ
個別相談も承りますので、ぜひお問い合わせください📩
最後まで読んでくださりありがとうございました!