アイドルマスターに興味がない人向けのサブスクで聴けるアイドルマスターおすすめ楽曲集
御託はいいからさっさと曲を教えろという方は目次から「曲紹介」まで飛ばしてください。
概要
アイドルマスターとは
アイドルマスターとは2005年にバンダイナムコエンターテインメントからリリースされ、今もなお続く二次元アイドルコンテンツです。元々はアーケードゲームだったものがプレステやXBoxに移植され、いつしかアニメにもなりました。
さらに新たなシリーズがグリーやモバゲーから生まれ、ガラケー向けのポチポチゲーからスマホ向けの音楽ゲームへと移行したり、アニメ化したり…ということを繰り返した結果、現在は5シリーズ(厳密には6シリーズ)まで増えました。
念のため、めちゃくちゃ簡単にそれぞれのシリーズの紹介をします。(曲紹介の時には一切触れないので、読みたい人のみでいいです。)
・初代アイドルマスター (765AS、初代などと呼ばれがち)
→のヮの、とかちつくちて、目と目が合う〜♪など、懐かしくなるようなあらゆる大昔のニコニコミームの発生源。リボン二つ付いたショートカットの子はここ。
・アイドルマスターシンデレラガールズ
→武内Pがなんとか、夢見りあむがどうこう、りんごを食べるんご、総選挙がなんたら、ボイスをつけろとちょくちょく騒いでいるのはここ。
・アイドルマスターミリオンライブ
→初代アイマスのメンバーの後輩たちという設定。界隈外から見てもはっきりわかるネットミームはあまり出てない印象。メタル桃子?
・アイドルマスターSideM
→アイドルマスターで男と言えばごくごく一部の例外を除きここ。
・アイドルマスターシャイニーカラーズ
→品田遊先生が狂っているのはここ。
この記事を書くに至った経緯
アイドルマスターは15年以上前からあるジャンルなせいで楽曲数が膨大で、一部すでに入手困難なCDがあるにも関わらず、長年サブスクを意地でも解禁しておりませんでした。なんでだよ。
しかし今年の夏頃にサブスクを解禁することを公表し、そして11月末から各シリーズが順にサブスクを解禁しております。
11月30日にアイドルマスターシャイニーカラーズが順次解禁すると発表、12月7日にはアイドルマスターSideMは全曲を景気良く一気に解禁。ほぼ同タイミングでアイドルマスターシンデレラガールズもアプリ内でも聴けるGame版を120曲、フルサイズ曲を11曲「第一弾」として解禁しました。
さらについ昨日、12/17にアイドルマスターミリオンライブも約490曲を解禁。そして今後12/28に初代アイマスから100曲ほど出るそうです。これはアツい。
さてそんなわけでサブスク解禁をきっかけに、プロデューサーちゃんたちはみんなこぞっておすすめ楽曲の布教を始めました。
しかしあくまで個人的な感覚・偏見なのですが、その布教の多くは「アイドルマスターという文脈」が乗っているように感じています。
「アイマス文脈の乗った布教」について、私は2パターンあると思っています。一つはわかりやすく、「すでにどれかのアイドルマスターシリーズをやっている人に向けた、別のアイドルマスターシリーズの楽曲の布教」のパターン。シャニマスだけプレイしてる人にSideM楽曲を勧める等のことです。
こういったダイマをアイマス未履修の方が受け取ってもそもそも何を言ってるのかわからなくなる可能性があります。
もう一つがこれは完全に私の"思想"なんですが、曲をお勧めする時ってある程度おすすめの理由があると思うんですが、その中の一つに「アイドルマスターだから」というのが含まれるパターンがあると思っています。
これはアプリやシリーズが何周年か迎えた時の記念楽曲や、アニメ版の最終回の挿入歌などをオススメしている人に見られる気がします。
アイドルマスターに限ったことではないのですが、何らかの作品の挿入歌ってやはり、その作品への知識がある程度あった方がより深く味わえるものだと思っています。だからこそ逆に、作品をよく知らずに聴いても、いやいい曲ではあるんだけど…こう…ポテンシャルが完全に発揮されないというか…
なんかもう伝わるかわからなかったので、図解までしました。こちらをご覧ください。
そういうわけなので、本記事はアイドルマスターを微塵も知らなくても曲単体で十分楽しめるであろうものだけ紹介していくつもりです。
でも本当にこの目標が成立するかはわかりません。なぜなら私もアイマスPで、アイマスPでなかった頃の自分の記憶は無いし、最終的には人それぞれの好きな音楽の傾向にもよるから…
曲紹介
アイドルマスターシャイニーカラーズ
・Bouncy Girl
曲の構成がかなり最近のK-POPグループぽい。おそらくダンスパートであろう間奏が挟まっていたり、K-POPを聴く人ならピンとくるであろう「キリングパート」とおぼしき箇所が結構ある。K-POPを知らなくてもキャッチーで楽しく聴けると思う。
・SOS
これでもかというくらい可愛い。この世界にTikTokやYouTubeShortsがあったらhoneyworksの可愛くてゴメン並みに使われていたのでは?と勝手に思っている。ド直球可愛い系アイドルソングが聴きたい人向け。
・神様は死んだ、って
ノリノリになれるガッツリロックナンバー。なんでかわからないけど初めて聴いた時LiSAとEveを彷彿とさせた。理由はマジでわからん。あとベースがイカつくて本当に良い。
アイドルマスターシンデレラガールズ
・Radio Happy(GAME VERSION)
4つ打ちダンスミュージックです。とにかく明るく聴いていて多幸感がすんごい。歌っている子は明るくて甘い声の持ち主なのですがめちゃくちゃ噛み合っています。GAME VERISONとある通り、ソシャゲ内でも聞ける1番+αくらいしかない短いものなのですがそれでも満足感がすごいです。
・廻談詣り(GAME VERSION)
和風ホラー×ドラムンベースの組み合わせに初見で度肝を抜かれた。歌唱アイドル二人がどちらも細い高い声で片方は若干ウィスパーっぽいのがさらに良い味を出してます。イントロからものすごい勢いで盛り上げてくる。
こちらはiTunesなどでフルバージョンも購入することができます。
・Tulip(GAME VERSION)
2016年の曲なのですが、初めて聴いた時「こんなんJ-POPじゃん!?」と驚愕した覚えがあります。なんとなく2013-2015年の嵐とかが歌ってそうなサビしてる。音楽ジャンルとして何に該当するかわからないけど、とにかくノリノリで聴けます。
・Pretty Liar(GAME VERSION)
オシャレな曲調と低めの落ち着いた声二人による大人っぽい曲なのですが、歌詞は意外と可愛い女心を歌っています。個人的にはドラマの主題歌とか行けそうと思ってます。
アイドルマスターSideM
・Hallo, Freunde!
タイトルとジャケット画像から分かる通り、ドイツがテーマの楽曲です。ディズニー的なミュージカル的な…そういう雰囲気が好きな人向けです。あとメンバーがめちゃ歌うまアイドルのみで固められているのでシンプルに歌唱力に圧倒されます。
・Cupids!
恋を応援するキューピッド視点のラブソングです。アップテンポでとにかくかわいい。まっすぐな可愛い系男性アイドルソングだな〜と聞くたびに思います。
・DRAMATIC NONFICTION
こっちも正統派アイドルソング感があるけど、Cupidsよりはスタイリッシュでちょっと大人っぽい感じがあります。あと歌唱アイドルもCupidsよりは低音域。
アイドルマスターミリオンライブ
・Dear…
2014年の曲なのですが、いや絶対この時代のオリコンランキングとかで普通に戦えてただろ…というレベルに普通にJ-Popすぎる。歌唱アイドルも良い意味で二次元アイドルらしからぬ美声なのでかなりオススメ。
・産声とクラブ
ジャンルが何か何もわからない。でも常に水中にいるみたいな感覚を味わえる三拍子が心地よい曲。イントロから聴いたことないのに心地よい音が流れて良い意味でびっくりする。
・花ざかりWeekend
ドラマの主題歌じゃん(ゲーム内でもドラマの主題歌というストーリーだった)
日々の仕事を頑張る女性の視点の曲です。爽快感があってタイトルの通り花金に仕事帰りに聴きたい一曲です。
・深紅のパシオン
スペイン語が随所に出てくるフラメンコっぽい情熱的な楽曲。力強さが癖になってついつい何度も聴いてしまう。あとイントロから曲の要所要所で挟まるトランペットが最高。
無印アイドルマスター(12/28より解禁)
・黎明スターライン
プログレ!!!2009年の曲とは思えない、今でも通用するかなり挑戦的な曲。曲構成も歌うアイドルの声、歌い方もクセが強すぎるのに全体としてはまとまっていてやみつきになる。
・Little Match Girl
イントロのシンセとベースがえっち。歌詞もよく聴くとえっち。夜の高速道路で聴きたい一曲。
・七彩ボタン
初めて聴いた時全然似てないのに何故かPerfumeを連想した。良い意味でアイドルのCDのB面という感じがする。落ち着いているけどちゃんとアイドル。
・目が逢う瞬間
「目と目が遭う〜瞬間好きだと〜♪」と音楽が流れ出すMADなどでよく見られたネットミームをご存知なインターネット老人の皆様に向けたオススメです。楽曲としてのオススメではなく、元ネタはこちらですよというご案内になります。