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【初投稿】 人生最大の黒歴史 1

はじめまして!僕は高校生です。学校ではあまり内向的で人とはあまり話すことはできませんが、このnoteとの出会いによってさまざまな人に僕のつぶやきが見られることを願って今回、自己紹介という形で初投稿をしました。
投稿の頻度は不定期ではありますが何卒応援よろしくお願いします。

陶酔

こんな定型文なんてどうでもいい。どうせみんな見ず知らずの他人の自己紹介なんて見ないだろう。
スマホだったらスワイプして抜かす。
パソコンだったらマウスホイールを下げる。
いや、そもそもこんな投稿なんて誰も見るはずもないだろう。

それなのになぜこんなことをするのだろうか?
それはただ自分の投稿が多くの人に見られるのではないかというなんの根拠もない陶酔に浸っているだけなのだ。

小学生時代

かつての自分はそうだった。小学生の時、まだ脳が発達しきっていない時にYouTubeでなんの動画かは忘れてしまったがなにかを投稿した。
そのなにかを投稿した時の自分はもしかしたらこれはバズるんじゃない!?金の盾もらえる!金の盾!
なんて考えていた。しかし当然のことながら高評価数どころか再生回数すら一桁だった。それは当たり前だが、当時の自分はその現実が認められなかった。

え?なんで?こんな面白い動画を撮ったのに誰も見てない?

今この文章を書いている十年後の自分はかつての自分の行いに口角を上げて嘲笑している。
誰にも見られなかった自分の動画をみんなに見てもらいたい!
そんな欲求にかられて自分はどこかで宣伝できる瞬間を見計らうようになった。


これが黒歴史の始まりである。思い出すだけで身の毛もよだつ…

あれは道徳の時間だった。
どんな内容をやっていたのかは全く覚えてはいないが自分の感想を書く欄があり当時の自分は何を思ったのか鉛筆を握りしめて詳しい内容は覚えてはいないが確か…
「自分はYouTubeをやっています。一番大変だったのは編集です、一番長くて3時間ぐらいです。」
と書いた。

道徳には答えはないと恩師は語っていた。
しかし自分はそのことをはき違えていた。
答えはない、だからと言って内容と関係ないことを感想欄に書くことは明らかに間違っていると障がい者にも理解ができることだ。

だがその時の自分はなんと例えればいいか…

とにかく当時の自分はそのことを書いたプリントを前の座席の人に渡すや否や有頂天のような高揚感が胸を満たした。

しかし、ここからが本題だ。

自らが書いた感想のプリントを先生がばらばらに渡してその感想を書いてあるプリントに自分の考えを付け加えるといった時間が設けられた。

自分は消えぬ高揚感によって他人の書いた中身のない感想文に目を通す気は起こさず自分の書いたプリントは一体だれが持っているのかなぁグヘヘなんて思いながら目を右往左往と教室中を泳がせた。

そしてしばらくしてプリントをもとの持ち主へ返還することとなり自分はその自分の感想を書く欄の下にある付け足しの欄を見ると
「真面目に聞いてた?」
と書いてあった。
自分の凄さに気づかないあいつはさぞ愚かだなと当時の自分は思っていた。
本当であればこの場面で自分は馬鹿な奴だと感づいてすぐにプリントを伏せるべきだった。

だが、その時の自分は違った。

その後、先生が発表したいものはいるかと(多分そんな感じで事は進んだと思う。)聞いた。

自分はすかさず挙手。先生がじゃあ○○くんと言うと自分は
「はい!」と大きな声を出して立ち上げりプリントを目の前に突き出して大音量でそれを発表した。

周りの生徒たちはまるで石像のようだった。ただ視線は常に自分のほうへと向けられている。ただ静寂した空気が教室全体を漂っていた。
先生も反応に困っていた。え?え?と一体何を言ってるんだあいつは?
とでも言葉で言わずとも目を見開き教卓の端を両手で持っている手はまるで死後硬直みたいに動かなかった。

自分は、あれ?どうした?なぜ誰も反応してくれないんだ?

と疑問に思っていた。

その後授業がどうなったかは忘れたが、授業終わりに俺の周りにはたくさんの生徒が集まってきたところは覚えている。
「一体どんなチャンネルなの?教えて!」
という人や、
「小学生がYouTubeなんてやっちゃダメなんだよ!」
と咎める人がいた。
自分は後者の意見は全く聞く耳を持たずに前者の自分を支持してくれる人たちの意見を聞いた。
これで自分は有名人だ!やったぁ!
と心の中で思い始めた。

しかし…

翌日、連絡帳を先生に提出するのだが自分に返されてきたときに付箋とともにページを開くと何を書いていたかは忘れたが赤いボールペンで一ページをぎっしりと埋め尽くされていたのだ。
連絡帳は、必ず親の印鑑が必要だがこんなことを書かれていては見せづらいに決まっているだろう。
自宅に帰るや否や印鑑を血眼になって探したが見つからずに断念。

その後のことは覚えてはいないが、一本の電話が家に届いたようで両親ともに怒りを通り越して呆れた様子でいた。

そして俺はその日を境にYouTube投稿をパタリと止めた。

ちなみに最初にあげた動画の再生数は約40回ぐらいで高評価数は1(自分でつけた)で低評価数は5だった。

その経験を生かして今の自分はSNSを一切やらずに他人の投稿を見るだけにしていた。

だが今回なぜこのサイトにこのことを投稿しようと思ったのか。
それは、このサイトの誰かさんの投稿を見てこれなら簡単に投稿できるし自分の正体も知られる心配もないと思ったからだ。(もちろん、自分がこの事を公にしなければの話だが…)

最後に

初めに書いた自己紹介と同じように自分は高校生です。
自己満小説を書いたり自己満ゲームを制作するのが趣味です。
投稿は不定期ですが、個人的に捻くれた気色の悪いものを投稿しようと思います。

最後まで共感性羞恥マシマシの文章を読んでくださりありがとうございます。これからもよろしくお願いします。






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