#27【業界研究】化学業界編
はじめに
こんにちは。
オレたちコロナ入社組のリョウです。
今回は化学業界について紹介をします。
化学業界の仕組みや業務内容などを詳しく紹介しているので
是非、最後まで読んでください!!
そもそも業界研究や企業研究をこれから始める方は、
目的や考え方についてこちらに記事で紹介しているので是非読んでみてください!
化学業界とは
化学業界とは、取り扱うサービス、商品はいくつもあり、石油や天然ガスを材料として、
プラスチックや合成ゴムやガラス繊維などを製造し消費者へ販売をしたり、インフラで利用ができる商品を製造しています。
仕組み・構造
化学業界の仕組みは、石油や石灰などの原材料を仕入れて、合成や分解など重合反応といった「化学反応」・「分離・精製操作」などを行い価値の高い製品を作り出します。
そうして作られた製品をインフラなどの設備メーカーや直接消費者などに販売をすることで利益を出している業界になります。
市場規模
2020年から2021年化学業界の業界規模は29兆9685億円と前年と比べると若干減少傾向となっています。
化学業界は、石油や天然ガスを原材料に樹脂やゴムなどを作り出していることから原油価格の上昇・下落に大きく影響します。
近年、原料の高騰があり、価格の変動が激しい為、各社ともに石油製品への依存度を下げる取り組みが今後の化学業界の求められるものとなっています。
業務内容
営業職
仕事内容は、これまで紹介した営業職と然程変わらずで、取り扱う商品が各社の自社製品の魅力を把握をすることが重要です。
特に、化学業界の専門的な業界知識を持って、企業や消費者に売り込みを行う業務となっています。
営業職は企業の売上に直接関わる大切な役割となっています。
研究開発職
企業によって扱う商品は異なりますが、新技術や新商品の研究・開発を行なったり、既存の商品などの見直しなどを行なったりと様々なことを行います。
化学業界の専門的な知識であったりスキルが必要となる業務で、ゼロから新しいものを作ることがやりがいと言える業務となっています。
製造・生産技術開発職
製品(商品)を作り出すための技術や生産方法の開発を行い、研究開発職手助けをしている業務とも言えます。
化学業界は、原料価格の変動が激しいことから、設備の改善や開発を低コストで行う技術開発が求められています。
直接は消費者には関わりませんが、より高性能で安い商品を販売するためには欠かせない業務で企業にとっても、消費者にとっても欠かせない業務を担っています。
代表的な企業3選
三菱ケミカルG
平均年収949万円
企業として環境・社会問題を起点として事業展開をしており、さまざまな商品の開発を行っております。
分野は自動車・航空機分野・IT・エレクトロニクスディスプレイ分野・ヘルスケア分野・環境・エネルギー分野とかなり幅広く取り扱っていて三菱ケミカルのグループ力を活かし海外展開にも強みがある企業と言えます。
住友化学
平均年収881万円
住友化学は石油化学・精密化学・情報電子化学・医療農薬の4つの事業展開をしており、どこかの事業成績が悪くても他の事業で支え合える基盤がある企業となっています。
また、売上の6割が海外事業が占めており、アジア圏だけでなく、北米など広い範囲で強い技術・商品を持っています。
富士フイルムHD
平均年収1017万円
事業分野は3つに分けられ、
・ヘルスケア&マテリアルズソリューション
→ヘルスケアや衣料品などの開発・製造や運用
・ドキュメントソリューション
→オフィスプロダクト、プリンターなどの製造・運用
・イメージングソリューション
→電子映像や光学などの開発・製造・運用
となっています。
特に、写真フィルムの技術力に長けており、技術力を活かした多角的な展開が魅力となっており、幅が広く収益を生み出す構造を生み出している企業となっています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
化学業界は、取り扱う商品は多岐に渡り、企業研究などの難易度は高いかと思います。
ですが、化学業界の多くが人々の暮らしには欠かせない商品の製造をしていることが多く、調べてみると知っている商品や身の回りにあるものが意外にも多い業界となっています。
是非、一度深ぼってみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
リョウ
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