#12 【業界研究】証券業界編
はじめに
こんにちは。
オレたちコロナ入社組のタクミです。
業界研究シリーズ第2弾の今回は証券業界についてまとめました。
そもそも「業界研究が何か」についてはこちらの記事にてまとめていますので、これからの人は確認してみてください!
※各企業の情報については様々な数値があり、
必ずしも最新の値ではありません。
証券業界とは
証券業界は、
投資家が株式や投資信託などの金融商品を売買する際に仲介役となり、仲介手数料を得たり、
株式を運用することによって利益を得る業界です。
2020年〜2021年にかけての証券業界の市場規模は
3兆8,214億円となり、
ここ数年は増減を繰り返しています。
証券業界の業務は大きく下記4つに分けられ、
それぞれの業務を専門に扱う企業もありますが、
5大証券会社と呼ばれる野村證券、みずほ証券などは、これら全てを自社で行っています。
ブローカー業務
個人投資家から株式などの売買注文を受け付け、
流通市場にて投資家の代わりに売買を行う業務です。
仲介手数料を得ることができます。
ディーラー業務
自己売買とも呼ばれ、証券会社の自己資金を用いて運用益の獲得を目指します。
アンダーライティング業務
企業が債権や有価証券を発行した際、それを買い取り、投資家に転売することで売却益を得る業務です。
セリング業務
アンダーライティング業務と似ていますが、
こちらは証券会社として買い取ることはせず、
営業・販売を行います。売れ残りリスクを回避できる分、得られる手数料が小さくなる傾向にあります。
代表的な企業
次に、証券業会に位置する代表企業を紹介します。
先ほども出てきた5大証券会社のうち、野村證券、
大和証券、みずほ証券について簡単にご紹介します。
野村證券
約12,000人の役職員を誇る業界1位の企業です。
昨年度は1,4兆円もの収益を獲得し、平均年収は部門にもよりますが、1,100万円を越えるとするサイトもあります。
圧倒的な営業力を武器に、盤石な顧客基盤を整えています。
大和証券
約15,000人の従業員で構成されており、
業界2位に位置しています。
昨年度の収益は約6,200億円。
平均年収は1,100万円と非常に高水準です。
今後はハイブリッド型総合証券グループとして
新たな価値提供して成長する方針を掲げており、
グループ各社、そして投資部門との連携により、
グループ内外の関連事業・新規事業への参入を行おうとしています。
みずほ証券
みずほ証券は、昨年度約4000億円の収益をあげている、業界3位に位置する企業です。
従業員数は約7,000人、平均年収は約980万円と高水準です。
みずほフィナンシャルグループ一体として進めているOne Mizuho戦略が特徴的のため、気になる人は調べてみてください!
終わりに
いかがでしたでしょうか。
高収入で金融知識に精通し、投資家と市場を結びつける証券業界。
華やかなイメージがあるかもしれませんが、
激務という話もよく聞きます。
バリバリ働いて稼ぎたい!
金融知識を深めてプロフェッショナルになりたい!
という人には向いているかも知れません。
ぜひチャレンジしてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
タクミ
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