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小説

 「けじめ」
あやと待ち合わせをしていた。
あやは公園のベンチに座っていた。
ゆっくりそのベンチまでバイクを走らせ
近くでバイクを止めあやの横にかけた。
「あのクズ野郎、どこのどいつだって?」
「本気なんだね、、、まさくん」
「いいから聞かしてくれ。
言うだけでいいんだからよ」
「私言っていいのか、」
俺はあやを遮って言った。
「悩むことねぇだろ、言えっつってんだろ!」
???「まさ!それぐらいにしとけ!」
俺のダチ公の男連中が前に立っていた。
「お前ら、何のようだ」
「1人ではやらせねぇぞ、まさ」
「俺らにもカナとの仲ってもんがある
むかついてんのはお前だけじゃねぇ」
「俺がすんのは生半可な仕返しじゃねぇ
わかってんのか?」
「あぁ、俺らも覚悟決めた。だよなお前ら」
そん通りだ!
「一度踏み外したら戻れやしねぇからな」
「俺らは元から外れもんだろ?」
俺は苦笑した、あやの顔を見たらまだまだ
だった。
「言ってくれ、あやもやられっぱなしは
いい気しないだろ、相手がどいつか、
言ってくれ」
あやは一息つくと言った。
「低亜高校の、ボクシング部、だって、
制服とグローブしてたから確かだよ、、、
顧問もいたんだって、うぅ、、、」
あやは静かに泣いた。
俺はあやを横から抱きしめた。
「ありがとう。よく言ったな。
辛く言って悪かった、わびに
今度飯でも行こうな」
「うんっ、、、」
あやが泣き止むのを待った。
時刻は4時。少し日が落ちてきた。
あとを残さないため手袋、目出し帽とかを
買った。
ボクシング部の奴らがいる部室用の教室
に乗り込んだ。
かなにひでえことしやがったクソどもを
文字通りぶっ殺してやる。

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