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卍刻まれる記憶卍

タトゥ作の朝は...

遅い。遅いのだ。


自己紹介って言うものは非常に面倒だ。
顔も分からない他人の文章300字くらい
目にしないといけない。非常に苦痛。

簡潔に済ませる事にした。
32歳(♂)、フリーター、一人暮らし
情弱なステータス。仕事は施設警備員。
夕方から仕事に出て明け方に帰宅する。
いつも顔を合わすのは人ではなく真っ暗な天井

ただいま!


当然返事はない。なんなら屍もない。
あるのは無、虚空である。
その繰り返しの毎日に嫌気が差す。
tiktokで見るまぁみのご挨拶が唯一の楽しみだ。
そして死にたいと思いながら毎日マスをかく。
そんな生活を3〜4年ほどして過ごしている。

何かしなくっちゃ!そうだ!

タトゥー入れよ!


これは英雄の物語ではない。
英雄を志す者の物語である。

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