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「そうはイカの金玉」って何?爆笑必至の言葉遊びとその真実


DeepLという翻訳ツールに

Not a chance 
といれたら





そうはいかの金玉

という翻訳がされました。

まーなんとなく意味は分かりますが、
なぜこの言葉をチョイスしてきたのか気になりました。

きっと、

そうはイカの金玉(きんたま)

というフレーズはしっかりと市民権を得た言葉ではないかと!

であれば、しっかりとした語源があるのではないかと!



ということで、調べてみました。


ちなみにnot a chance はよく使うフレーズで例文を載せておきます。

  • "Do you think you'll win the lottery?"

    • "Not a chance."
      (宝くじに当たると思う? – 絶対に無理だよ。)

  • "Will she forgive me after what I did?"

    • "Not a chance."
      (彼女が僕を許してくれると思う? – そんな可能性はないよ。)

  • "Can I borrow your car for the weekend?"

    • "Not a chance."
      (週末に車を借りてもいい? – 絶対にダメ。)


では、然うは烏賊の金玉(そうはいかのきんたま)についての始まります。

然うは烏賊の金玉(そうはいかのきんたま)とは?

「然うは烏賊の金玉(そうはいかのきんたま)」は、ユーモアを交えた表現で、「そう簡単にはいかない」「物事は思い通りには進まない」という意味を持つ日本の俗語です。

この言葉は、軽い冗談やおもしろさを加えたいときに使われることが多いです。


語源

この表現のユニークな部分は「烏賊(いか)」と「金玉(きんたま)」という言葉遊びにあります。
以下が語源のポイントです

  • 烏賊(いか):烏賊は軟体動物であり、当然ながら「金玉」(睾丸)はありません。

    この事実を逆手に取って、「烏賊に金玉がある」というあり得ない状況を想像させています。



  • 金玉(きんたま):直接的に生物学的な意味を持ちますが、ここでは笑いを誘うための言葉遊びとして使われています。


つまり、「烏賊の金玉」が存在しないことを例えにして、

「物事が簡単にはいかない」というメッセージをユーモラスに伝えているのです。

また、正確な起源については定かではありませんが、言葉遊びの一種として日本で広まったのは、大正から昭和初期にかけてではないかと考えられています。


使い方

この言葉は、主に日常会話で軽いジョークとして使われますが、やや砕けた表現であるため、親しい間柄で使うのが適しています。以下に具体的な例を挙げます:

  1. 例1:友達同士の会話
    A: 「この仕事、1時間で終わると思う?」
    B: 「然うは烏賊の金玉だな。もっと時間かかるよ。」

  2. 例2:日常のちょっとした失敗
    「簡単にできると思ったけど、然うは烏賊の金玉だったな。結局1日かかったよ。」

  3. 例3:目標達成に向けて
    「目標達成には努力が必要だよ。然うは烏賊の金玉で、簡単にはいかないんだから!」


まとめ

「然うは烏賊の金玉」という表現は、物事が思い通りに進まないことをユーモラスに伝える日本の俗語です。

その語源は、「烏賊に金玉がない」という現実を利用した言葉遊びにあり、軽妙で親しみやすいニュアンスがあります。

友人や仲間内での会話に使えば、場を和ませるちょっとしたスパイスになるでしょう。

ただし、フォーマルな場では避けるのが無難です。


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