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「そうはイカの金玉」って何?爆笑必至の言葉遊びとその真実
DeepLという翻訳ツールに
Not a chance
といれたら
そうはいかの金玉
という翻訳がされました。
![](https://assets.st-note.com/img/1733122228-FKjeVmfnogpuzLE176T3GYS8.png?width=1200)
まーなんとなく意味は分かりますが、
なぜこの言葉をチョイスしてきたのか気になりました。
きっと、
そうはイカの金玉(きんたま)
というフレーズはしっかりと市民権を得た言葉ではないかと!
であれば、しっかりとした語源があるのではないかと!
ということで、調べてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1733123179-C0dVr28yLniJMm9HGAWxQ5P7.png?width=1200)
ちなみにnot a chance はよく使うフレーズで例文を載せておきます。
"Do you think you'll win the lottery?"
"Not a chance."
(宝くじに当たると思う? – 絶対に無理だよ。)
"Will she forgive me after what I did?"
"Not a chance."
(彼女が僕を許してくれると思う? – そんな可能性はないよ。)
"Can I borrow your car for the weekend?"
"Not a chance."
(週末に車を借りてもいい? – 絶対にダメ。)
では、然うは烏賊の金玉(そうはいかのきんたま)についての始まります。
然うは烏賊の金玉(そうはいかのきんたま)とは?
「然うは烏賊の金玉(そうはいかのきんたま)」は、ユーモアを交えた表現で、「そう簡単にはいかない」「物事は思い通りには進まない」という意味を持つ日本の俗語です。
この言葉は、軽い冗談やおもしろさを加えたいときに使われることが多いです。
語源
この表現のユニークな部分は「烏賊(いか)」と「金玉(きんたま)」という言葉遊びにあります。
以下が語源のポイントです
![](https://assets.st-note.com/img/1733123327-8oUjMJ0k1uw5rTCXGIBg23Rm.png?width=1200)
烏賊(いか):烏賊は軟体動物であり、当然ながら「金玉」(睾丸)はありません。
この事実を逆手に取って、「烏賊に金玉がある」というあり得ない状況を想像させています。金玉(きんたま):直接的に生物学的な意味を持ちますが、ここでは笑いを誘うための言葉遊びとして使われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1733123389-lbweTjGqvZRip7mc0kA48NrJ.png?width=1200)
つまり、「烏賊の金玉」が存在しないことを例えにして、
「物事が簡単にはいかない」というメッセージをユーモラスに伝えているのです。
また、正確な起源については定かではありませんが、言葉遊びの一種として日本で広まったのは、大正から昭和初期にかけてではないかと考えられています。
使い方
この言葉は、主に日常会話で軽いジョークとして使われますが、やや砕けた表現であるため、親しい間柄で使うのが適しています。以下に具体的な例を挙げます:
例1:友達同士の会話
A: 「この仕事、1時間で終わると思う?」
B: 「然うは烏賊の金玉だな。もっと時間かかるよ。」例2:日常のちょっとした失敗
「簡単にできると思ったけど、然うは烏賊の金玉だったな。結局1日かかったよ。」例3:目標達成に向けて
「目標達成には努力が必要だよ。然うは烏賊の金玉で、簡単にはいかないんだから!」
まとめ
「然うは烏賊の金玉」という表現は、物事が思い通りに進まないことをユーモラスに伝える日本の俗語です。
その語源は、「烏賊に金玉がない」という現実を利用した言葉遊びにあり、軽妙で親しみやすいニュアンスがあります。
友人や仲間内での会話に使えば、場を和ませるちょっとしたスパイスになるでしょう。
ただし、フォーマルな場では避けるのが無難です。