【 #シャニソン 】ノクチルのチャレンジツアーのステージ28を突破した【ノクチル編成解説】
ベガスと申します。
タイトル通りの記事でございます。
ノクチルのチャレンジツアーにて、恐らく苦戦する人が多いであろうステージ28を☆3つで突破出来たので参考になればと思い記事を作成致しました。
突破の方法は人によってそれぞれだと思いますし、もっと良い編成もきっと沢山あることと思いますが、そのうちの一つとして私なりの編成を紹介致します。
一応、これから初めてノクチルを使用するといった方にも読んで理解していただける内容に書き上げたつもりですので、もし仮に「ノクチルまだ触ったことないよ~~~」っていう人が見てくださっていたら、とりあえず最初の方だけでも読んでみてください。
よろしくお願いします。
以下、本稿における注意事項です。
記事ヘッダー画像には【秋空に照らされて】樋口円香が編成されていますが、アイドルスキル[青春と笑顔]によるワンパン戦法は採用しておりません。回避率上昇とアピール増加によるノクチルの基本戦法を用いた編成の紹介記事となります。
ステージ28の突破用に育成した編成の紹介になります。すべてのステージに今回の編成が通用する訳ではございませんのでご了承ください。
編成だけ知りたい方は、目次から編成紹介まで飛んでください。
1.そもそもノクチルってどういうユニットなの?(仕様紹介)
(ノクチルのカード効果や仕様についての説明です。ご承知の方はスルーされて構いません。)
enza版のシャイニーカラーズをプレイしている方には馴染があるかもしれませんが、シャニソンでも回避によるバフやアピールを主体として戦うユニットです。
他にも、回避時にメンタルを回復するカードや手札をサーチするカード等々、回避という行動を絡めたものがユニットカードに多く存在します。
相手の攻撃を躱すことによりこちらのアピールを行ったり、バフを付けることで汎用のアピールカードを強化したりしながら戦うのが基本戦術です。
ただし、ノクチルを扱う上で難しいのが以下に紹介するようなカードで、
回避率を上昇させている状態で性能が強化される類のカードの扱いです。
ここでシャニソンにおける回避の仕様についてですが、プロデュース内の”💡HINT”によると、「Meダメージに対して確率による回避の判定を行い、ダメージの無効化に成功した場合は累積している回避確率を0に戻す」というものです。
この「回避確率を0に戻す」という部分が非常にネックで、扱いが難しいと紹介した一部のカードは、回避が成功してしまうと累積確率がリセットされ、そのカード自身の追加効果が得られないという形になっています。
加えて、これはHINTの画像にも記載がないのですが、自分が使用する”自己犠牲”アピールでのMe減少にも回避の判定が適用され、累積した回避確率を0に戻します。自己犠牲カードとの相性もよろしくありません。
ただ、上手く使えば強い戦法であるのは確かです。チャレンジツアーの中には相手からMeを削られないステージもあるので、寧ろそういった場面ではこれらを上手く使うことが有効な手段になります。
現状(2023年11月末時点)のノクチルにおける、ユニットとしての基本的な戦術としては、
①:回避成功時のバフやアピールを駆使して戦う。
②:回避確率を一定以上の数値で維持したまま戦う。
の2つがあると言えます。
(【秋空に照らされて】樋口円香のアイドルスキル[青春と笑顔]によるワンパン戦法は、ここでは特記しません。)
2.ステージ28における課題
ノクチルのユニット性能における特色を掴んだうえで、チャレンジツアーのステージ28の何が課題であるのかを確認します。
各ステージには達成すべきミッションの情報と、ライバルユニットのスキルが設定されています。
まずはライバルスキルから見ていきましょう。
①:コスト1以下カード使用不可
いきなりしんどいです。
相手のスキル使用タイミングは若干のランダム性がありますが、基本的にほぼ序盤から撃ってくるため、開幕以外はほぼ全ての時間において使用不可となります。
前項で述べた戦術①による回避時のアピールやバフを積むカードの多くは1or2コスであるため、デッキの構成に大幅な制限がかかることになります。
1コスを多く編成したデッキで使用不可に陥ると手札がロックされてしまい、以降はアイドルスキルや現時点で自身にかかっている回避時効果を1度発動したのちに何も出来なくなります。
②:回避50%以下の時、アピール量70%DOWN
難点その2です。
画像1枚目のスキルは1コス禁止スキルと同様、ゲームの序盤に発動され、2枚目のスキルは説明欄に記載がある通り、開始30秒以降に発動されます。
但し、ゲーム時間が最大で90秒しかないため、この70%デバフもほとんど永続でかけられていることになります。相手の行動次第では、開幕の数秒間や1回目と2回目の発動の間の数秒間だけデバフがかけられていない場面が存在することもありますが、ここの数秒間ずつだけで32,000アピールを稼ぐ事はまず現実的ではありません。
③:Me30%ダメージ
Meを減らされるだけの単純なスキル。
あまり困ることはありません。
④:各ミッション情報
続いてミッション情報です。Me回復と回避の回数が特に懸念事項となります。
ステージの突破だけならば必ずしも必要ではありませんが、☆を埋めて報酬を獲得するためには、プロデュースの段階でそれなりに達成を考慮したデッキに向けて育成する必要がある難易度かと思います。
⑤:情報の整理とデッキの方針
ライバルスキルとミッションについて確認してきました。
完全クリアに向けて注意すべき点は、4つありました。
1コス禁止スキル
回避50%以下時デバフスキル
Me回復回数
回避回数
特に意識すべきはライバルスキルで、デッキ編成の主な方針としては「1コスカードをなるべく採用せず、回避率を維持したままアピールを行う(基本戦術②)」としたいと思います。
基本戦術①で記載した方法で戦おうとすると、「回避成功によるバフの獲得=回避率のリセット」がステージ28の仕様において非常に難解な立ち回りとなるためです。
さて、戦術の方針を取り決めたところですが、ここで新たな問題が発生します。
上記の画像2枚は、ノクチルのプロデュース開始時の初期デッキです。
デッキのカード15枚の内訳は、ざっくり説明すると
1コスカード・・・9枚
手札追加、Me回復、回避アップ・・・各1枚
自己犠牲カード・・・3枚
となります。
今回の方針にそぐわない1コスと自己犠牲は排除したいところですが、プロデュースの全シーズンで"相談"を踏んだとしても、最大で6枚までしか削除できません。
自己犠牲カードについては火力ソースとしての意義を見出せるのと、ミッション達成のための回避回数を自分で稼ぐ手段として目を瞑るとして、1コスカードはどうやっても手元に3枚残ってしまいます。
また、1コスが基本的に使用不可だとすると、回避率を獲得できるカードが少なすぎます。
ライバルスキルによって回避50%以下はデバフを受けてしまうのですが、"以下"という記載の通り、50%累積状態ではデバフを解除できません。
初期2コスカードをSPでランクアップさせても、これ1枚のみではデバフの解除には足りないため、追加で回避カードを組み込む必要があります。
また、自己犠牲による回避成功時の挙動にバグが発生しており、回避時にアピールを行うものや次回アピール増加量UPバフ、Me回復を行うもの等のカードが全て作用せず、準備も虚しく虚空へと消えてしまうため、これらのカードを多く採用するほど立ち回りが不安定になります。(ライバルユニットからのMe減少の際は正常に作用しているが、手札が1コスロックで制限を受け続けるなかで、自己犠牲カードを引いた際に相手からのMe減少を待つのはあまりにも相手依存になりすぎます。)
もうここまでで気が滅入りそうな状況ですが、上記の問題を踏まえた上で、私のステージクリア兼ミッション達成時の編成の紹介に入りたいと思います。
3.編成紹介
目次から飛んできた方はここからお読みください。
ここまで全て目を通してくださった方はありがとうございます。
ステージクリア&ミッション達成時の編成を紹介致します。
スクショを用いながらで、どうしても縦に長い説明になってしまいますがご容赦ください。
・デッキ編成
【デッキ編成について】
Daに寄せている理由は、自分の所持しているサポートカードによるものです。ViでもVoでもプロデュースカードの性能自体は変わらないので、ステータスが伸ばしやすそうなところへ寄せるのが良いかと思います。
1コスは最大限排除しつつ、自己犠牲バグを考慮してアピール関連のバフではなく回避カードを残しました。初動で相手からの禁止スキルを受けるまでの間に使用できれば、ミッション達成にも戦術の面にも活かせるカードです。
SPによる強化を踏めるだけ踏んでいます。
回避積み>自己犠牲カード>その他アピール>Me回復
の順に強化を優先しています。
自己犠牲カードの強化を行っている理由は、火力強化とコスト減少のためです。後述するアイドルスキルとサポートスキルの関係で、自己犠牲を低コストで消費出来るようにすることが手札の回転に大きく寄与します。主な火力源は[踊って羽ばたく空たかく]福丸小糸です。
火力を出すためのステップとしてデバフ解除のため回避率51%以上の達成、出来れば回避率80%以上が望ましいのですが、初期2コス回避カードを♦3にすることで以下のフローで最大火力を叩き出すことが出来るようになります。
上記フローの2枚目の[踏み出す未来へ踊って]浅倉透については、デバフ解除・2コス火力カード・小糸の火力増強・としての3つの役割を兼ねています。
使用段階で回避率が50%に達していないと、回避+30%の追加効果が発生しないため、初期2コス回避カードや[風に吹かれてどこまでも]浅倉透のランクアップが重要になってきます。
回避を積んだ後に火力を出したいことと、なるべく1コスが手札に来てほしくないことから、回避と火力のカードはある程度プロデュースの中で拾うようにしましょう。
汎用でもアピールカードは採用して良いですが、コストが大きいものは小回りが効かず手札事故の原因となるため、採用を見送りました。
・アイドルスキル
【アイドルスキルについて】
透のアイドルスキルが4人の中では最重要です。
どうしてもデッキに3枚は1コスカードが入ってしまうため、手札ロックによる詰みを一時的に解消するための手札拡張スキルです。
手札拡張に制限時間があるため、自己犠牲カードを♦3までランクアップしコストを下げることで事故率を軽減しています。
Pガシャの☆3アイドルのため、未所持の場合は後述するサポートスキルにて手札拡張を代替することを推奨します。雛菜と小糸は回避スキルを設定しています。
デバフ解除の回避率51%を達成しやすくするための採用です。円香のスキルは自由枠です。
プロデュース中のオーディションやSPレッスンの緩和とチャレンジツアーにおける火力の両立として[渚の少女たち]を設定していますが、☆1の【秘めて、白い羽根】が持つ[秒数アピールデバフ無効]や[風のたより]も候補に挙がります。
[風のたより]で回避を積む場合は、小糸のスキルを[お互いPP回復速度アップ小]に変更する余地が生まれそうです。透の[光る海]の手札拡張時間にPP加速が噛み合う形になります。
・サポートスキル
【サポートスキルについて】
取得優先度が高いのは、はづき[Meダメージ時PP+1]、あさひ[10秒経過時Me30回復]、樹里[回避50%以上Daアピール30%UP]、あさひ[カード5枚使用時アピール10%UP]です。
はづき[Meダメージ時PP+1]によって、♦3自己犠牲が実質1コスで回せるようになります。回避率の維持とはコンセプトが合わないカードですが、1コスで1.2倍アピールが撃てるのはなかなかコスパが良いです。
あさひ[10秒経過時Me30回復]によって、ミッションの「Meを7回以上回復してクリア」がほぼ無いものになります。回復カードをデッキに増やすほど火力を出したい場面で集中砲火しにくくなりますので、ステージクリアや「残り時間10秒以上残してクリア」達成にも繋がると思います。
2コスの回避時Me50%回復のカードも、自己犠牲による発動がバグっている現状では採用しがたいため、ミッション達成のためにはこのサポートスキルを取得したいです。樹里[回避50%以上Daアピール30%UP]は、今回のコンセプト上噛み合いが良いため採用しました。常時発動するタイプの[Daアピール10%UP]等よりも効率が良いので、他のアピールUPよりは優先して取得したいです。
あさひ[カード5枚使用時アピール10%UP]は、今回の編成では拾えていませんが、カードを5枚使用するたびにアピール増加量10%UPのバフが得られます。デッキコンセプト上、開始時のアピールバフとは相性が悪いですがこちらは問題なく活かせるため、取得できるなら取得したいです。
その他サポートスキルについて
[最大手札枚数増加時PP+2]
透のアイドルスキルに対しても発動します。実質3コストで手札拡張を行えるため、その後の行動に余裕が出せるようになります。[メンタルブレイク復帰時最大手札枚数+1]
今回の編成では拾えていませんが、【今日のマストバイ】郁田はるきが持っているサポートスキルです。初回メンタルブレイク復帰後、ゲーム終了まで永続で最大手札枚数が増加します。
一度メンタルブレイクをした後に発動するスキルなのでなるべく序盤でブレイクしたいものの、自己犠牲と回避の発動や相手からのMe減少攻撃によるランダム性が絡むことと、ブレイク復帰時にMe50%、PP2から立て直していくことに立ち回りの難しさがあります。
しかし、発動以降は常時行動の選択肢が増えることや、1コスが3枚手元に来てしまっても詰むことがなくなるという利点は大きいと思います。拾えたら拾いたいと思っていたサポートスキルです。
ちなみにバグか仕様かは分かりませんが、ブレイク復帰で最大手札が増えても[最大手札枚数増加時PP+2]によるPP増加は発動せず、通常と同じくPP2からの復帰になります。[開始時10秒間最大手札枚数+1]
今回の編成では拾えていませんが、【今日のおやつ】七草はづきが持っているサポートスキルです。初動の行動選択肢が増やせるため取得可能ならば取得をしたいです。一応、1コス手札ロックで詰まないようにはなりますが、開始10秒で1コス3枚ロックされているならリセットしてやり直すべきです。
・立ち回りについて
このデッキにおける主軸は、デッキ編成の項目でも紹介した小糸のカードです。
このフローを達成した時点で、まだ回避率が残っていれば[踏み出す未来へ踊って]や[猛烈〇〇アピール]がデバフを貫通して火力を出せます。
[猛烈〇〇アピール]による自己犠牲や相手からのMe減少により回避率がリセットされた場合は、再度回避を積んで戦っていく…といった流れになります。
ミッションの回避回数4回以上というのは、それなりに意識しないと達成できないこともあるので、手札の状況次第では相手からのMe減少攻撃を回避するよりも[猛烈〇〇アピール]により火力を出しつつ次のフロー準備に充てた方が効率が良かったりします。
以下、細かい点を箇条書き致します。
回避率の累積からアピールまでの間に敵の攻撃による累積のリセットがなされてしまうのは相当なロスにあたるため、一連のフローを達成し終わって回避を積むフェーズに戻った場合は、PPを溜めてから回避を積んでください。
自己犠牲の類やMe回復、手札追加のカード等はフローの最中には邪魔になるため、PPを溜めるフェーズで消化しておくのが良いかと思います。ゲーム開始直後、1コス禁止デバフを受けていなければ、積極的に1コスカードを切ってください。
同様に、アピール70%DOWNデバフを受けていなければ、積極的にアピールカードを切ってください。特にこの段階では[猛烈〇〇アピール]のカードが実質1コスの1.2倍アピール且つ回避率をリセットするデメリットもなく、力を一番発揮できるタイミングです。
回避率の累積の数字についてはよく見ておいてください。相手からの攻撃のタイミングはランダムであり、回避が成功するかどうかもランダムで、自分が使用する自己犠牲でも回避を消費していなければフロー継続となります。
4.おわりに
ここまで読んで頂きありがとうございました。
長々と書き連ねて参りましたところで、終わりに大事なことを書きますがが、これと同じ編成を使ったところで必ず一発でクリア出来るという訳ではありません。
ただ、プロデュース中のカード取得やスキル取得、アイドルスキルの選び方、チャレンジツアープレイ中のカードの切り方等、無数の行動の選択肢があるなかで、そのサポートくらいにはなれるのではないかと思っています。
少なくとも、自分で色々作り変えて実践するよりは、この記事を読んで頂く方が多少は近道になるのではないでしょうか。
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以上です!
改めて、本稿をお読みいただきありがとうございました。