「アイデアを生み出す思考法?」デザイナー1年目の私が"デザイン思考"から学んだこと
こんにちは、
株式会社オーダーメイドジャパン プロモーション事業部の齋藤です。
デザイナーの仕事を始めて約1年。
もっと力をつけねばと痛感している毎日で、
特に業務内では、ターゲットに沿ったアイデアを提供する際に、どんな表現が共感してもらえるのか?を手探りしています。
そんな時知人より、新しいアイデアを見つける1つの力として「デザイン思考」があると教えていただきました。
今回はその「デザイン思考」をアウトプットすると共に私がデザイン思考について学んだことを皆さんに共有できればと思います。
ぜひデザイン思考に興味を持っていただけると嬉しいです!
この記事では、
『未来ビジネス図解 これからのデザイン思考』
(小山田那由他,エムディエヌコーポレーション, 2021)
を参考に、デザイン思考をご紹介しています。
▼デザイン思考とは?
デザインと聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
「ロゴマーク?」「ポスター?」「建物?」「洋服?」
色々思い浮かびますよね!
デザインは美しいだけではなく、問題を解決するための策を見つけたり、ユーザーの視点になって課題を解決する力なのです!
例えば、SONYのWALKMANは、
持ち歩ける音楽機能が無い時代に
「若者が常に音楽と過ごせる時代を提供するにはどうすればいいだろう」
という課題に、
「テープレコーダーから録音機を無くし、ヘッドフォンをつける」
という解決策を考えました。
このように、多様化が進む現代社会で、ユーザーのニーズに寄り添ったアイデアを生み出すために、問題を深く理解し、創造的な解決策を見つけることがデザイン思考の重要なポイントです。
▼デザイン思考の手法
では次に、デザイン思考のフレームワークの1つを解説していきます!
【ダイヤモンドプロセス】
ダイヤモンドプロセスとは、イギリスの公的機関であるデザイン・カウンシルによって提唱されたフレームワークです。
2つの菱形それぞれには「課題の発見」と「解決策を見つける」フェーズが表されており、それぞれのフェーズで拡散と収束を繰り返すプロセスとなっています。
そして「発見」「定義」「展開」「実現」の4つのステップを通して、新しい課題と解決策を見つけ出します。
私も、朝ドラの再放送「まんぷく」を見ている中で、日清食品の世界初インスタントラーメン「チキンラーメン」の開発に同様のプロセスを感じました...!
こうやって、新しい価値が生まれるのですね。
しかし、プロセスに縛られすぎてはいけません。
デザイン思考はあくまでユーザーに寄り添った課題や解決策を見つけるための考え方なので、固定観念に縛られず自由な発想を忘れないことが大切です!
以上、デザイン思考のプロセスをご紹介しました!
いかがだったでしょうか。
この考え方を学んでから、私自身も仕事でいつも柔軟でクリエイティブな発想を大切にするように心がけています。
これからも新しいプロジェクトに取り組みながら、チームの新しいアイデアを実現する力になるために努力していきたいです。
皆さんにも普段の業務や自分自身の課題解決に活かしていただければと思います!