2023.09.04【緊急プレミア公開・服部吉次さんに聞く】 「父、服部良一の力を使ったジャニー・喜多川」8歳の頃の性被害、家族に対処して欲しかった
【服部吉次さんインタビュー】
・会見で、お姉さんにジャニー喜多川からの性被害を伝えたら「汚い」と言われた、あのとき声をあげていたら、ジャニーズ事務所自体もなかったかもしれないと発言
・ジャニー喜多川はうちの父親(服部良一氏)を非常に大きなバックとしていた、その影響力は大きかった
・渡辺プロなど色々ある中で、若造がただ行くだけでなく、服部良一氏をバックにして芸能界に挑むのでは全く違った。もし、姉以外の家族に伝えて、父親が「ジャニーは酷いやつだ」といったことを言っていたら、「敵に回したくない」とジャニー喜多川のことを断るでしょう
・ただ、7,8歳の子どもにはできないと今では思う…
・家族として、ジャニー喜多川に対峙してほしかったことと、芸能というものは大衆の支持で創り上げていくことだとしたら、そういうことが起こるのは然るべきこと
【ジャニー喜多川について】
・ジャニー喜多川は逆境を受け止めずに、忘れようと忘れようと負の連鎖に陥っていった
・日系人はすごく差別され、日系部隊はどれだけ辛い目に遭っていたかは多少聞いている。軍隊の中で覚えた性虐待、負の連鎖は容易に想像できる(もしかしたら違うかもしれないけど…)
・母親が早くに亡くなっている、そのことが折角ブレーキになるような存在を若くして亡くなってしまったというのがある
・(ジャニー喜多川について)大人になれないのは駄目だと思う、お姉さんに向かってきちんと自分の意見を言えなかったことやお姉さんの方も弟をどう育てていいか分からなかった
【メディアやジャニーズファンについて】
・ポジティブな流れを作るのはメディアだと思う
・ジャニーズファンの方々に主張してほしい「なんで私達はこんな騙されちゃったの…?」と、彼女達が騙されたと気がつくまで時間がかかるかもしれないが、時間をかければ分かる
・圧倒的なファンの数がいるジャニーズファン、その人達がそっぽ向けば成り立たないビジネス
【ジャニーズのクオリティについて】
・良いプロダクションにするためにはクオリティが必要、はっきり言ってジャニーズには説得力のあるものは作れない、生のステージをジャニー喜多川はやりながらもインパクトがなかった
・自分と向き合えないと、生のステージは作れない。自分と向き合うこともできない人間が、タレントの少年達に対して向き合えと言うことはできない ・本質的に変えていくため、個人の問題だと思う。個人の民主性が必要
【ジャニーズ事務所の今後】
・ジャニーズ事務所について、俺だったら続けてられない、なぜ続けられるのか、不思議なものを見るような気持ち。口先だけでは駄目
・白波瀬氏は吉次さんの性加害体験を聞き、実際にジャニー喜多川による性加害が実際にあると思ったと調査報告書に記載あり「俺たちの話を聞いてかい!嘘だろそれは」