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10/18 19:30~ 緊急プレミア配信【志賀泰伸さん・独占インタビュー】テレ朝の局内で、ジャニ ー氏が.../問われるテレ朝の「安全配慮義務」

志賀泰伸さんインタビュー


■テレビ朝日のレッスン場での性被害

ジャニーズ事務所に入所したのは中3から高1になった頃、入所してから何度もジャニー喜多川からの性被害を受けたが、テレビ局内テレビ朝日のレッスン場、リハーサル室のトイレでもジャニー喜多川からの性被害に遭った。レッスン場の休憩時間内に1リハの右奥に狭いトイレがあり、用を足そうと思ったら、ジャニー喜多川が入ってきてその場で被害に遭った。入所から1か月以内だったので、時期としては1984年3~4月頃。

履歴書を中2の頃に自分で書いて、約1年後に自宅へジャニー喜多川本人から電話で連絡があった。そして、テレビ朝日のリハーサル室でオーディションを受けた。
ジャニー喜多川からの性被害については「これは人に言ってはいけないことなんじゃないか」と悩み、恐怖心があり、兎に角(合宿所での被害時は)寝たふりをするしかなかった。ずっと思い悩んでいて誰にも相談できなかった。

レッスンはそれなりに楽しかったが、レッスン場の狭いトイレで性被害に遭った…。レッスン場の方にはおおよそ50~60人ぐらいがいた。そのレッスン休憩時間、初めはジャニー喜多川も用を足すのかな?と思ったが、いきなり押されて怖いので目を瞑るしかなくて、短い時間で被害に遭った。子どもなりに行為自体を見るのが怖かったので、立ったまま目を瞑った。ジャニー喜多川はずっと無言だった。

性被害なのかも分からなかった、これはこの人の特殊な性格なのかな?と判断していたので、当時のジュニア仲間や親にも相談したことはなかった。
テレビ朝日のレッスン場での性被害はその1回きり。

テレビ朝日の関係者・スタッフは打合せ等での自由な出入りはあった。毎回いるのは、ジャニー喜多川、振付師、振付師の妻がいた。

今考えれば性加害については完全にアウトだと思うが、そのときはそれが段々と当たり前のようになってきていた。


■テレビ局等メディアの姿勢について

長期に渡って黙殺してきた事実が明らかになっているので、当時のスタッフがいないから外部調査をしないのはおかしい。実際にまだ、報道していない局もあるので、忖度はまだある。国連からもメディアとジャニーズ事務所の関係は指摘されている。なぜ、テレビ局が内部調査をしないのか不思議。
色んな問題がどんどん出てきている。各局内部調査だけなく、第三者委員会を立ち上げるべき。世間からのメディアに対する信頼が地に落ちているのではないか。第三者委員会を入れないということは、何かやましいことや隠しておかなければならないことがあるんじゃないかと疑われる。


■政府の動きがないことについて

2004年の確定する前、2000年自民党のある議員の方が国会答弁の中で各省庁の責任者を呼んで名指しでジャニー喜多川の性加害について調査指導をしていたにもかかわらず、もみ消されている。外圧でないと政府は動かないのではないかと感じている。自ら動いてほしい。

弱き者が声を上げてたことに対して、誹謗中傷が殺到して吊し上げられて葬り去られていくという構造、これをなくしたいという信念がある。それがあり、自分のできる範囲のことで、クリーンな芸能界や日本社会をつくりたい。性被害に遭った人がなかなか発言できない状態であるので、しっかりと被害に遭ったことを言える環境づくりがしたい。ジャニー喜多川の件は氷山の一角であり、世の中が良くなれるチャンスである、再度の隠蔽はやめてほしい。


■テレビ朝日の回答

「当社の施設内でジャニー喜多川氏による性加害があったかどうか、当時の音楽番組担当スタッフにヒアリングしましたが、まったく認識がないということでした。当該施設でそのような性加害があったとすれば、大変遺憾です。当該施設は六本木ヒルズ建設のために取り壊されております。また、34年経過したこともあり、当時の立ち上げに関わったプロデューサーはじめ、多くのスタッフは亡くなっており、第三者による調査は非常に難しいと考えます。当社としては、性被害を受けた志賀泰伸さんに対して、被害者救済委員会が迅速かつ適正な救済補償を行うことを望んでおります。なお当社は、検証のための特別番組を制作・放送する予定です。以上」

テレビ朝日 広報部

当時の人が亡くなっている等の理由付けはできるが、何も話が前に進まない。取り組むべきことは挙げたらいっぱいあると思う。テレビ朝日の文章から取り組みたくないことが伝わってくる。


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