景気は、持ち直しているものの、一部に弱い動きがみられる【2024年4~6月期】
【大阪府景気観測調査(2024年4~6月期)】
コロナ禍からのV字回復以降、営業利益判断DIの堅調な動きなどもあり、景気は緩やかな持ち直し基調が続いている。今期は、春闘での高水準の賃上げ率など雇用・所得環境が緩やかに改善した一方で、歴史的な円安水準による原材料価格の高止まり感などから、全産業では-17.0と2四半期ぶりに悪化した。資金繰りDIや設備投資DIが横ばいとなったものの、出荷・売上高DIが2四半期ぶりの低下、営業利益水準DIも3四半期ぶりの低下となるなど、景気は一部に弱い動きがみられる。
来期は業況が改善する見通しであるが、海外情勢や物価高のほか、金利や為替動向などについても注視する必要がある。
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