結構満喫、古今融合フランクフルト。
2023/11/02 ドイツ フランクフルト 🇩🇪
フランクフルト1日目と言えども、今日のお昼過ぎにはまた別の場所へ移動予定。
9時過ぎには宿を出て今日はトラムを利用して駅へ向かった。フランクフルト中央駅に荷物を預ける。ロッカーの鍵が中々に複雑で面白い。
また、フランクフルトに来たのだからと、駅でホットドッグを購入した。これが美味しくて大正解。
ホットドッグ片手に、るんるん気分で街へ繰り出す。
もちろん長く過ごせるに越したことはないものの、半日と言えども意外と満喫できるもので、意外にも色んな場所を訪れることが出来た。
駅舎は典型的なヨーロッパ風の歴史ある見た目。駅舎から出ると高層ビルが立ち並ぶ中に古風な建築が見られる古今融合のエリアに入る。フランクフルトは伝統的な雰囲気を持ちつつも結構な近代都市である様だ。
まずはレーマー広場を目指して歩く。発展した都市の中に存在感を放つ古風な街並みが顔を出す。旧市街の中心的な広場であるレーマー広場は「ローマの山」と言う意味を持っており、街のシンボルになっている。正義の女神ユスティツィア像の噴水が広場中央に位置し、その奥には知恵と戦いの女神ミネルヴァ像も置かれている。また、ここは一説によると世界最古のクリスマスマーケット会場としても知られているらしい。私が訪れたのは11月2日とまだ日が早く、丁度これから準備が開始されそうだなと言うような状況だった。
それでもドイツの伝統的な建築イメージ通りの可愛らしくカラフルなデザインの建物が並んでいる姿には魅了させられた。
広場近くにはフランクフルト大聖堂がある。塔に登れるようなので登ってみる事にした。大人は3ユーロ、塔の入り口の前にある小屋で入場料を支払う。なんの予備知識もなく、登り始めてしまったのだが、中々に体力を要する道のり。実にその段数は300段で建物は95メールの高さを誇っていたらしい。また、そこが楽しいポイントではあるのだが、歴史ある建物なだけあって階段が狭い。なんとか楽しむ気持ちそのままに頂上まで辿り着くことが出来た。頂上からはフランクフルトの街並みが見渡せる。先程立ち寄ったレーマー広場も、そしてフランクフルトの駅もしっかりと一望できた。
そこまで広い建物でもないのだが、数人の観光客がいた。小さな子供がお母さんと一緒に来ていたようなのだが、せがまれて抱っこして景色を見せてあげた。その子は喜んで景色を楽しんでいた。可愛すぎる。
再び旧市街散策に戻る。メルヘンな雰囲気の雑貨屋さん、遊び心に富んだ建物とその装飾品。ベルギーに負けず劣らず絵本の世界に迷い込んだような体験が出来た。
鉄の橋という意味を持つアイゼルナー・シュテイク橋を渡って対岸の散策も兼ねながら駅へと向かう。ところで、これは後日談になるのだが、韓国ドラマの『涙の女王』を視聴していた際、フランクフルトの街並みが飛び込んできた。これは私が訪れた地ではないかという驚きと、私がその景色をしっかり覚えていたという嬉しさを感じた。
川縁は遊歩道になっており、マイン川の水の音を聴きながら歩く。これまでのヨーロッパとは違い、高層ビルが立ち並ぶような近代都市のフランクフルト。その中にこんなにものんびりした世界があるとは。お供は鳥さんたち。
また、一応この通りも美術館が立ち並ぶ通りに隣接しており、立派な美術館も見ることが出来た。
今度はホルバイン橋を渡り中央駅に向かう。キヨスクと書いてあったので気になってスーパーの様な場所に入ってみる。中は非常にディープな食料品店だった。魚が凍らせてあり中々の衝撃。
駅から程近いところにはマリファナを吸っていたのか酔っぱらいの方なのか、多少危ない雰囲気がする。まあ特に絡まれなければ絡まれることもないのでスルーした。
ハロウィンは過ぎたが海外では継続販売がされているらしい。スターバックスでパンプキンスパイスラテを購入。この味が落ち着く。
駅構内に入ると乳母車を押したおばさんが話しかけて来た。道に迷っているのかと思い立ち止まると、お金を恵んで欲しいとのこと。こちらは怖すぎて現金が無いからとお断りした。
お昼ご飯としてホットドッグとフルーツを購入。あのおばさんがちらつくが、仕方ない。私も有り余っているわけでは無いし、寄付もこちらがしたいと思ったらするもの。あれは殆どカツアゲに近いものだった。また、基本クレジット決済なので現金は貴重。現金が無いはあながち嘘では無いと自分を納得させる。
ところで、ホットドッグの中のソーセージは2種類から選べたので、2回目は違うタイプをチョイス。先程の方が個人的には好みだった。もちろんどちらも美味しかったけども。
電車に乗り込み、次なる目的地スイスのルンツェルンを目指した。
詳細は覚えていないのだが、電車の遅延か何かで電車の接続がうまくいかず、乗り換えの駅でカウンターに問い合わせる。何れにしろユーレイルパスの乗車券で乗れる路線だったので結局自分で解決し、当初の予定より一本遅い電車に乗ることが出来た。
駅構内にフリーブックコーナーがあり中々に興味深かった。
乗り換えた電車ではフランクフルトのスタバで購入していた苺のチーズケーキを食べる事にした。日本のスタバには無いメニューで、苺好きの私にはどんぴしゃ。美味しく頂いた。
2023/11/02 スイス ルツェルン 🇨🇭
ルツェルンに到着。取り敢えず宿を目指すことにした。少し距離があるのだが、湖畔の景色が美しくて癒される。また、駐車場に卓球台が設置されておりその珍しさが面白く興味を惹かれた。
観光地は駅からホステルとは反対方向なので、こちら側にホステルがなかったら来る事はなかっただろう。この景色を見られただけですでに感動である。
また、スイスでは旅行者もVisiter Cardが必要らしく、そちらを取得しておく。多分オンラインでの申請だったのだと思う。ホステルで紙を印刷してもらったのかその写真が残っていたのだが、一年前のことはやはりそこまで覚えていないのかと。
スイスはやはりヨーロッパの中でも物価が高いらしく、ドミトリーの部屋が一泊7,000円代と他の国に比べてかなり高額だった。
洗濯を済ませ、晩御飯はスーパー二階に行く事にする。人通りがなく暗い夜道は少し怖い。トラムが通っていた。
スーパーのものもやはり高いなと思いながら明日の予定も鑑みてスナックキャロット、パンなどを購入した。これも正直あまり覚えていない。
買い物を済ませてから帰りがてら少し周りを散策した。
ホステルに戻ると同室の先客が1人。彼女はドイツに住んでいるらしいのだが、スイスに出張に来ているのだという。普段も給料が高いとのことで国境付近のドイツ側に住み、職場はスイスにある様だ。
彼女は買い過ぎたからとパンとチーズ、付け合わせのソース?を恵んでくれた。有り難く頂くことにする。
ご飯は下のロビーで頂く。パソコン作業を済ませ、就寝した。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?