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カナダのバンクーバーに移住して26年も過ぎ、
自分の中で何が一番、変わったかな?と考えた時に
「自分とは違う考え方、価値観の人を受け入れる」ことができるようになってることだと思います。

そして、いい意味で人のことを放置してくれる国なので
自然体でいることができる。
「人は人。私は私」だと力まなくてもそう思えるようになってます。


カナダは積極的に世界からの移民を受け入れて発展を続けている国だから、
年がら年中、万博博覧会のような状態なわけです。
BGMは三波春夫センセイの「世界の国からこんにちは」。
道を歩いていても様々な国の人の言葉が聞こえてくるし、
いろんな国のレストラン、食材屋さんがあります。
私も含めてそれぞれの国の習慣、価値観、文化をたずさえて
カナダで心機一転、頑張ってる。
この土地でしっかりと根っこを生やそうと。

例えば日本の人は雨で塗れた傘をうちの中で傘を広げて乾かしますよね?
なんでか知りませんがこれはカナダでは不吉なこととされてるの。
だから日本人以外のお宅にお邪魔した時にはしないようにしています。
第一、バンクーバーの人って傘をささない人がかなり多い。
特に若い子たちは傘をささない。傘持ってない子も多いです。
ドボドボに濡れてても気にしない、なんでかわかりませんが。

こんな小さい事からもっとげげげーっってなることまで、
数え切れない「びっくり」と共にバンクーバーで暮らしてる。
留学生のみなさんもそうだと思う。
日々、たくさんの「違うなぁ」を経験してることと思います。
いろんな面で日本と比べることも多いはず。

自分と違うことは理解できなくても受けいれることはできます。
「あぁ、この人はこんな風に考えてはるんやな。好きにしはったらよろし」
そして「ひょっとして私のこの考え方って自分を苦しめてる?
この人みたいに考えたらいいんかも」
そう気づいたら感じたら
どんどん採用していったらいいと思う。
どんどん変容していったらいい。
「こうじゃなくちゃダメ」から自由になったら絶対、人生楽しくなるはず。

先日、作家 吉村萬壱さんのTwitterでほぉ~と思うのに出会うことができました。

「自分の信念がひょっとしたら間違っているかも知れないと思える人が本当の自由人だと思う」

そして、尊敬している随分、年下の仲良しアネモネ兄さんがこう反応してられました。

そういう間違いの可能性を指摘してくれるようななにかと遭遇した時、ひゃっひゃ喜んで小躍りしたり、悔しさをかみしめながらしんみり寿ぐことができるひとになりたい。

同感やなぁ、唸ってしまった。
自分の「正しさ」をガチガチに握りしめないで、新しい風を受けながら
より心地いい考え方を模索しながらふんわり、
生きていけるといいなと思います。

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