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居心地の良い空間をつくるバリスタとして、HICARU COFFEE ROASTERで輝く。

こんにちは。広報担当の村山です。
私たちORCaは、「誰もが自分らしく活躍できる社会」の実現を目指し、現在は、大阪の谷町にてダウン症の方と共創するコーヒーショップ「HICARU COFFEE ROASTER」の運営などをしています。

今回は、ORCaのバリスタ・由井にHICARU COFFEE ROASTERで働き始めたきっかけや、仕事への想いを伺いました。

前回のインタビュー記事【「お客様からの「おいしい」がやりがい! HICARUで働く、笑顔が魅力のダウン症バリスタ】では、ダウン症バリスタ・玉井にインタビューしています。そちらも読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!

ぜひ最後までお読みいただき、いいね、コメントで感想などを教えていただけると嬉しいです!「こんな話が知りたい!」などコメントいただけると、記事の参考にします!

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HICARU COFFEE ROASTERとの出会い

村山:本日はよろしくお願いします!

由井:よろしくお願いします!

村山: まずは、自己紹介をお願いします!

由井:由井千尋(ゆいちひろ)です。HICARU COFFEE ROASTERでは、バリスタとして、スイーツを作ったり、ドリンクを作ったりしています。

村山:ありがとうございます!いつからHICARU COFFEE ROASTERで働き始めたんですか?

由井:今年の2月なので、まだ10ヶ月くらいですね。

村山:HICARU COFFEE ROASTERのことを知ったきっかけは?

由井:去年、Instagramでカフェの紹介アカウントなどを見ている中で見つけました。
ダウン症の取り組みをしているというところに一番興味を持ちました。元々ダウン症に対する知識があったとかではないのですが、障害を持っている人と一緒に働けるお店の環境に興味を持ちました。

村山:実際に、お客さんとしてHICARU COFFEE ROASTERに来たことはあったんですか?

由井:はい、求人の応募前に一度だけ来ました。その時は、みほちゃんはいなくて、野々村さん(前店長)がいました。ホットラテとティラミスをいただきました。

村山:その時のHICARU COFFEE ROASTERに対する第一印象はどうでしたか?

由井: やっぱり雰囲気が落ち着いていて、とても居心地が良いお店だなと思いました。


バリスタへの挑戦

村山:どうしてHICARU COFFEE ROASTERで働こうと思ったんですか?

由井:ダウン症への取り組みも理由の一つですが、前もカフェで働いていて、そこでエスプレッソマシンを触ったことがありました。でも、ドリップコーヒーを淹れたことはなかったので、HICARU COFFEE ROASTERでバリスタとして働いて、ドリップコーヒーを淹れてみたいなと思ったんです。

村山:実際に、今はドリップコーヒーを淹れているんですか?

由井:HICARU COFFEE ROASTERでは、ドリップコーヒーの試験があるんです。時間内にドリップコーヒーを淹れて、味もOKだったら合格です。4ヶ月くらい練習して、やっと試験に合格し、晴れてバリスタデビューをしました。

村山:お客様にクオリティが高い商品をお届けするために、厳しい試験があるんですね。
実際に働いてみて、HICARU COFFEE ROASTERへの印象は変わりましたか?

由井:印象は変わらず、居心地が良いお店だと思います。忙しくて楽しいのも嫌いではないのですが、HICARU COFFEE ROASTERのように、お客様とコミュニケーションをとれる方が好きです。私自身、やっと仕事にも慣れてきて、バリスタカードを渡したり、お客様と話す機会が増えてきているのが嬉しいです。


ダウン症バリスタと共に働く

村山:ダウン症の取り組みをしていることが興味を持ったきっかけだと話してくれましたが、実際に一緒に働いてみてどういった印象ですか?

由井: 良い意味で普通です。みほちゃん(ダウン症バリスタ)も、他のスタッフと同じように仕事をしていますし、特別変わったことはないんだなと思っています。

村山:戸惑いはなかったですか?

由井:最初は、どこまで手を差し伸べるべきなのか、戸惑いました。手を差し伸べすぎると彼女自身の成長にも繋がらないですし、みほちゃんも1人でできることが多いので、そこは気をつけています。ただ、別々に作業をしていても、しっかり気にかけるようにして、お客様に安心して商品を届けられるようにしています。

ダウン症バリスタ玉井(左)と由衣バリスタ(右)

理想のバリスタ像を目指して

村山:HICARU COFFEE ROASTERでの仕事のモチベーションは何ですか?

由井:ドリンクやスイーツを提供した時に、お客様に喜んでもらえることはもちろんですが、自分の納得いくところまでできるようになることもモチベーションになっています。

あとは、お客様の待ち時間をなるべく少なく、ドリンクやスイーツを速く提供できた時にやりがいを感じます。いかに効率よく動けるかを考えて、無駄な時間を作らないようにしています。

村山:大変なことはありますか?

由井:1人でお店に立っている時に、混んでしまった時に、どうしてもお客様を待たせてしまう時があります。そういう時は、うーん…ってなりますね。

村山:居心地の良さのためにも、お客様を待たせないことは大切なんですね。
今後、挑戦したいことや目標はありますか?

由井: 近い目標としては、色んなラテアートを描けるようになりたいです! お客様から、ラテアートを褒めていただいたことがありました。その時に「次、いつ出勤してるんですか?」と聞かれて、それが嬉しかったです。早く成長して、上手なラテアートを描いて喜んでほしい!という気持ちになりました。スワンは書いてみたいなと思っています。

村山: 将来の夢はありますか?

由井:いつか、自分のお店を持ちたいと思っています。お客様との距離が近いお店にしたいです。私は人と話すことが得意という訳ではないのですが、ゆっくり話せるお店の方が居心地が良いと思っています。程よく喋れる、話したいタイミングで話せる、話したくなかったら話さなくても良い、そんなお店が良いですね。


HICARU COFFEE ROASTERの魅力

村山: HICARU COFFEE ROASTERの良いところはどんなところですか?

由井: 空気感ですね。メリハリがあって、暖かい空気が流れるお店だと思います。スタッフもお客様も柔らかいオーラがあるというか、そんな優しい雰囲気の方が多いです。

村山:HICARU COFFEE ROASTERは、誰もがバリスタとして活躍できるお店作りをしています。
自分自身が思う、理想のバリスタ像を教えてください。

由井:居心地の良い空気感を提供できるバリスタが良いなと思います。
「今日寒いな」くらいのやんわりした会話でも、話したい時に話せる、喋りたい時に、喋りかけやすい距離感にいれるバリスタになりたいです。

村山:最後に、お客様にメッセージをお願いします!

由井: HICARU COFFEE ROASTERは、ふらっと寄ってもらうのにちょうど良いお店です。お買い物の帰りなどに寄ってくださっている主婦の方も多いです。最近はお客様とお話しすることも増えたので、帰り道などに、ぜひHICARU COFFEE ROASTERに寄ってくれたら良いなと思います!
寒くなってきたので、ラテアートで温まりに来てください!

村山: ありがとうございました! HICARU COFFEE ROASTERに、ぜひ足を運んでみてください。

由井:お待ちしております!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


広報担当:村山の【編集後記】

由衣バリスタのインタビュー、いかがでしたか?
HICARU COFFEE ROASTERで働くバリスタの魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
このインタビューはお店の営業後に行わせていただいたのですが、営業後に何度もラテアートを練習する姿が印象的で、インタビューからも仕事に対する真摯な姿勢を感じました。また、「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を語ってくれ、私も応援したい気持ちでいっぱいになりました。

HICARU COFFEE ROASTERに、ぜひ一度、足を運んでみてくださいね。

広報担当 村山


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