2020年6月の月記

いつの間にか春が終わって、いつの間にか夏になっていた。この気候、森道市場を思い出す。私の人生、後にも先にも森道市場にいる空間が一番多幸感を得られる場所なのでは。。と思う。

6/1
なんとなく試験的に一週間日記を書いてみようと思う。今日は、会社が通常出社に戻った初日で、出社早々、理不尽な(というのも乱暴かもしれないが)修正で一時間時間をしばられ、ああ、この会社って(この人って)こういう仕事の仕方だったなと思い出す。今まではリモートだったので、物理的な距離に守られていたのだが、出社となると目の前に人がいていつでも気軽に他人の時間を奪うことができる。長時間いわゆる「問いのない答え」を求められることにストレスを感じた。(長嶋有さんの同名小説は大好きだが)26歳なのに、トイレに駆け込んで泣いた。つらい。いい加減こんなことで泣きたくないのだ、わたしは。
その後お昼ご飯の時間になるも、買いに行くのも面倒だったので引き出しの中にあった粉末スープを飲む。15秒飯。その後チームミーティング、からの個人的作業。
出社1日目だし、恋人と話したいと思っていたが叶わず。向こうも仕事に追われ、お昼も食べないで夕方まで働いていた。向こうが疲れているのはわかっていたので、わがままは言えない。少し早めに退社する彼に「おつかれさま」とLINE。
結局一時間ほど残業しわたしも退社。ばあちゃんに連絡。「今夜はカチャトーラです」と返信。聞いたことのない料理名だったが、「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」で紹介されていたものらしい。ちょっと酸味のある、きのこと豚肉のソテー?でおいしかった。
明日は泣きたくない。優しい世界でありますように。

6/2
スッキリ起きられない。本来、仕事をはじめなくてはならない時間に家を出た。出社後、チームのslackに上司がメッセージ。今年度の新卒採用についてだった。誰も反応してなかったことに異常性を感じ(せめて何かアクションをしたほうがいい)、すぐにコメント。「後出しですみません」と書いたら、「全然後出しとかじゃないので気にしなくていいですよ」と返信。それを見たチームメンバーがポロポロと反応。発言してよかった。こういう細かいところで私は気にしすぎなのかもしれない。「今このメッセージを送った上司の意図はなんだろう」「みんなの意見を聞きたいからでは?」深読みはいいことかもしれないが、単純に疲れる。なんでこんなことも考えられないの、と、それをできない人を咎めてしまいそうになる。つまらない、小さいな、私。
悶々とした気持ちで仕事、気づいたら13時を過ぎていたが、例によってご飯食べるのめんどくさいなーと思っていた。ら、後輩が「まだご飯食べてなかったら一緒にどうですか」といってくれたので食べる。ビルの飲食エリア、まあまあやすいカツ丼屋さん。精神的に参っていることを正直に話した。休むか辞めるか悩んでることも話した。後輩は一緒に悩んで、解決策を導こうとしてくれた。ほんとうにありがたい。彼女はさいきん彼氏ができたみたいで、もうすこし元気になったら、その話を一日中聴いていたいなあと思う。

わたしってほんとにズボラなんだなあ、と思う。1週間書くといっていたのに、火曜日で終わってるし。まあでも、気長に書くのがいいんだよね〜と開き直って、また適当に書いてます。わたし、ほんとうに適当なのです。ごめんなさいね。。

ほぼ日同期の菊池ちゃんと、和ろうそくの職人さんがzoomで対談するというので参加してみた。とちゅうからの参加だったけど、いろんなひとがいて、みんな真剣に話を聞いていた。たぶんそのうちきくっちゃんがアーカイブを残してくれるのだろうと思っている。わたしも発言する機会があったのだけれど、精神的な薬を飲み始めたばかりで記憶が覚束ず、あたまがフラフラしてなにも覚えていない。だけど、後日きくっちゃんからラインが来て、「つぐみちゃんの感想で話が広がったよ」といってくださって、なんかほんとにありがたかった。よわっちいわたしでごめんね、情けないと思った。誘ってくれてありがとう。ありがとう。

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日曜日、恋人と素敵なカフェに行った。せまい店内なのにひとがぎゅぎゅっといてビックリした。彼はひたすらわたしにミッドサマーを進めてきた。夏至の日に…。
歩きながらたくさん話した。いろんなこと。話して、聞いて、話して、聞いてって、じゅんばんにゆるやかなサイクル。心地いい。恋人がすきだ。ミッドサマーは観ないけど(たぶん、いまのところは…)。

みんないつのまにか変わっている。人間をはじめとした生き物や、すべてのものごとに「同じ」というものは存在しないと思う。昨日の自分と今日の自分は当たり前のようにちがうのに、同じにみえて、焦る。
焦ると周りが見えなくなってしまう。わたしはなにがしたいのか。なにをしたいのか。

6月最終日。爪をぬったら気分がいい。きょうはパソコンに長くむかえたのでよかった。どれだけ情けなくても、いきることを優先しようね。

サポートの意味があまりわかっていませんが、もしサポートしていただいたら、詩集をだすためにつかったり、写真のフィルム代にとんでゆきます。