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バーティブ(VRT) 2024年3Q 決算&カンファレンスコールまとめ


会社概要

会社名:
Vertiv Holdings Co.($VRT)

業界:
電気機器および部品

本社:
オハイオ州、アメリカ

上場年:
2020年(NYSE)

概要:
Vertiv Holdings Co.は、データセンター、通信ネットワーク、商業および産業環境向けの重要なデジタルインフラ技術とライフサイクルサービスを設計、製造、サービス提供する企業です。
世界中の顧客に対して、高度な電力管理、サーマル管理、統合ラックシステム、モジュラーソリューション、およびデジタルインフラの監視および制御システムを提供しています。

事業内容:
主に以下のブランド名で製品とサービスを提供しています:
Vertiv、Liebert、NetSure、Geist、E&I、Powerbar、Avocent。
具体的には、ACおよびDC電源管理製品、スイッチギアおよびバスバー製品、サーマル管理製品、統合ラックシステム、モジュラーソリューション、およびデジタルインフラの監視および制御システムを含む製品ラインを持っています。
また、ライフサイクル管理サービス、予測分析、および製品および関連システムの展開、保守、最適化に関する専門サービスも提供しています。
Vertivのサービス対象産業には、クラウドサービス、金融サービス、ヘルスケア、交通、製造、エネルギー、教育、政府、ソーシャルメディア、小売業が含まれます。

類似企業:
富士電機株式会社(日本)

公式HP:
https://www.vertiv.com/jp-asia/

前回決算

決算

⭕️EPS:実際$0.76 予想$0.69
⭕️売上高:実際$2.07B 予想$1.98B
前年同期比売上高成長率:19.0%
ガイダンス:
⭕️来四半期EPS:実際$0.80-$0.84 予想$0.75
❌来四半期売上高:実際$2.115B-$2.165B 予想$2.16B
⭕️2024年通期EPS:実際$2.66-$2.70 予想$2.52
⭕️2024年通期売上高:実際$7.78B-$7.83B 予想$7.76B


カンファレンスコール

要約

1.冒頭のコメント
CEOのデイブ・コートによると、第3四半期は売上、収益、キャッシュフロー、受注などが好調で、ポートフォリオの拡大や新製品の投入により将来も成長が期待される。
特にAIと液冷技術が注目されている。

2.戦略と取り組み
Vertivはデータセンターインフラのリーダーとして、AIや液冷システムの拡大に注力している。
液冷に関しては、CDUやトータルシステムなど高付加価値の製品での成長を目指している。

3.市場の動向とマクロ経済要因
AIの急速な拡大がデータセンター需要を牽引しており、特にEMEA地域での需要が強い。
米国以外でもAIの影響が広がり、長期的な成長が見込まれる。

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