ビストラ(VST) 2024年3Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
Vistra Corp. ($VST)
業界:
ユーティリティ(電力供給、発電)
本社:
テキサス州、アメリカ
上場年:
2016年(NYSE)
概要:
Vistra Corp.は、アメリカ国内で5,000万人以上の顧客に電力と天然ガスを提供する、統合型小売電力・発電会社です。
同社は天然ガス、核エネルギー、石炭、太陽光発電、バッテリーエネルギー貯蔵施設を保有しており、信頼性、経済性、持続可能性を追求しています。
また、顧客重視のアプローチを採用し、クリーンエネルギーソリューションの提供に力を入れています。
事業内容:
Vistraは、小売電力事業や発電事業に加え、エネルギーリスク管理、燃料供給、物流管理などを行っています。
41,000メガワットの発電能力を持ち、持続可能なエネルギーへの移行を推進しています。
類似企業:
エクセロン(アメリカ)、関西電力(日本)
公式HP:
https://www.vistracorp.com/
企業紹介
決算
⭕️売上高:実際$6.28B 予想$5.01B
前年同期比売上高成長率:53.9%
Memo:
GAAP基準の2024年第3四半期の純利益は18億3,700万ドル、営業キャッシュフローは17億200万ドル。
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント
第3四半期において、Vistraの調整後EBITDAは堅調に推移し、144万4,000ドルに達した。
テキサス州の穏やかな気候にも関わらず、全体的なパフォーマンスは好調であり、CEOのジム・バークはチームの努力を称賛している。
2.戦略と取り組み
2024年第3四半期において、Vistraは自社株買い戻しと少数株主からのVistra Visionの15%株式取得を実施し、株主還元を強化した。
これにより、財務柔軟性が高まり、将来の収益性を支えるための基盤が強化されている。
3.市場の動向とマクロ経済要因
電力需要の増加が確認されており、複数の業界がデータセンターの拡張や主要施設の増設を進めている。
特に、ERCOTおよびPJMにおける天候調整後の需要増加は過去水準を超えており、今後もこの成長が続く見通し。
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