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アクセンクチュア(ACN) 2024年4Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
Accenture plc($ACN)
業界:
プロフェッショナルサービス(特に情報技術(IT)サービスおよびコンサルティング)
本社:
ダブリン、アイルランド
上場年:
2001年(NYSE)
概要:
アクセンチュアは、世界をリードするプロフェッショナルサービス企業であり、企業や政府機関に対してデジタルコアの構築、運営の最適化、収益成長の加速、および市民サービスの向上を支援します。
約74.3万人の従業員が120か国以上で活動しています。
事業内容:
主な事業分野には、戦略とコンサルティング、テクノロジー、オペレーション、インダストリーX、そしてソングがあります。
これらの分野でクライアントに対して包括的なサービスとソリューションを提供し、持続可能な成長と競争力の向上を目指します。
特に、クラウド、AI、ブロックチェーン、ロボティクスなどの先端技術を活用したサービスが強みです。
類似企業:
IBM (アメリカ)、富士通株式会社(日本)
公式HP:
https://www.accenture.com/jp-ja
前回決算
決算
⭕️EPS:実際$2.79 予想$2.77
⭕️売上高:実際$16.41B 予想$16.38B
前年同期比売上高成長率:2.6%
ガイダンス:
⭕️来四半期売上高:実際$16.85B-17.45B 予想$16.94B
❌2025年通期EPS:実際$12.55-$12.91 予想$12.89 ※訂正分
❌2025年通期売上高:実際$66.94B-68.88B 予想$68.74B
Memo:
ジェネレーティブAIの当四半期の新規予約は10億ドル。
調整後営業利益率は15.0%で、10ベーシスポイント増加。
当四半期のフリーキャッシュフローは32億ドル。
1株当たり1.48ドルに増額すると発表。
また、40億ドルの追加自社株買い戻し権限が承認された。
2024年度第4四半期の調整後実効税率は26.2%で、2023年度第4四半期の27.4%と比較して減少した。
2024年8月31日時点での未払い日数(DSO)は46日で、2023年8月31日時点での42日と比較して増加した。
2024年8月31日時点のアクセンチュアの現金総額は50億ドルで、2023年8月31日時点では90億ドル。
ブッキング数:実際$20.10B 予想$18.61B
コンサルティング新規予約:実際$8.60B 予想$8.82B
マネージドサービス新規予約:実際$11.60B 予想$10.15B
粗利益率:実際$32.50% 予想32.50%
営業キャッシュフロー:実際$3.39B 予想$3.70B
コミュニケーション、メディア、テクノロジー部門の売上:実際$2.75B 予想$2.91B
金融サービス部門の売上:実際$2.87B 予想$3.01B
製品売上:実際$4.95B 予想$4.98B
ヘルスケアおよび公共サービス部門の売上高:実際$3.61B 予想$3.53B
リソース部門の売上高:実際$2.22B 予想$2.32B
2025年通期見通し:
2025年度の配当金および自社株買い戻しを通じて、少なくとも83億ドルの現金を株主に還元する予定。
2025年度の有形固定資産および設備への投資額は6億ドルとなる見込み。
同社は、2025年度のGAAPに基づく年間実効税率は22.5%から24.5%の範囲になるものと予想。
フリーキャッシュフロー:実際$8.8B-$9.5B 予想$9.84B
営業キャッシュフロー:実際$9.4B - 10.1B 予想$10.77B
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント
ジュリー・スウィートCEOは、2024年度は厳しい市場環境であったが、アクセンチュアのビジネスモデルの回復力と俊敏性が成果をもたらしたと述べた。
特に、GenAIへの多額の投資が成功に繋がり、2025年度に向けて強い成長基盤を築いたことを強調した。
2.戦略と取り組み
GenAIへの投資と導入が戦略の中心であり、データおよびAIの専門家を増やし続けている。
2026年度末までに8万人の専門家を雇用する目標を掲げており、また、学習と能力開発への投資を強化している。
3.市場の動向とマクロ経済要因
市場環境は依然として慎重であり、特に米国では景気の後退が予想される一方、ヨーロッパでは若干の改善が見込まれる。
全体的には、大きな変化はないが、特定の産業分野では大規模な投資が行われている。
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