インテル(INTC) 2024年3Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
Intel Corporation($INTC)
業界:
半導体、コンピュータハードウェア、自動運転車、オートメーション、人工知能
本社:
カリフォルニア州、アメリカ
上場年:
1971年(NASDAQINTC)
概要:
Intel Corporationは、1968年にゴードン・ムーアとロバート・ノイスによって設立されたアメリカの多国籍企業であり、世界最大級の半導体チップメーカーです。
同社は、シリコンバレーの発展に大きな役割を果たし、ムーアの法則で知られるゴードン・ムーアの予測に基づき、トランジスタ密度の進化をリードしてきました。
事業内容:
Intelは主にコンピュータプロセッサ、メモリチップ、ストレージ、ネットワークソリューションなどの半導体製品の設計・製造を行っています。
また、データセンター、IoT(モノのインターネット)、PCイノベーション、AI技術の開発にも注力しています。
類似企業:
富士通(日本)、AMD(アメリカ)
公式HP:
https://www.intel.com/content/www/us/en/company-overview.html
前回決算
決算
❌EPS:実際$-0.46 予想$-0.03
⭕️売上高:実際$13.28B 予想$13.04B
前年同期比売上高成長率:-6.2%
ガイダンス:
⭕️来四半期EPS:実際$0.12 予想$0.07
⭕️来四半期売上高:実際$13.8B 予想$13.72B
Memo:
クライアント・コンピューティング・グループからの売上が73億ドル、コンセンサス:74億6000万ドル。
データセンターとAIの売上は33億5000万ドル。
モービルアイ(MBLY)の売上は4億8500万ドル。
ネットワーク・エッジ部門の売上高は15億ドル、ファウンドリー部門の売上高は前年同期比8%減の44億ドル。
第3四半期に28億ドルの事業再編費用を計上し、そのうち22億ドルは将来現金で決済される予定。
また、31億ドルの費用も計上され、そのほぼすべてが売上原価として計上された。
インテルは、Intel Foundryを独立子会社として設立する意向を発表しました。
第3四半期には、同社は事業から41億ドルの現金収入を得て、5億ドルの配当金を支払いました。
減損費用159億ドルおよびリストラ費用28億ドルによるインテルに帰属するGAAPベースのEPSへの影響額(3.89ドル)。
減損費用31億ドルによるインテルに帰属する非GAAPベースのEPSへの影響額(0.63ドル)。
2025年に100億ドルのコスト削減を実現する計画を大幅に進捗。
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント
第3四半期の売上は予想を上回り、コスト削減も大幅に進展した。
第4四半期の見通しは、現コンセンサスをやや上回ると予測している。
収益性と実行力に注力し、効率化と収益性の高いビジネスの構築を目指している。
2.戦略と取り組み
インテル製品とファウンドリーの両方で主要なマイルストーンを達成し、製品ポートフォリオの合理化を進めている。
年末までに人員削減の目標を達成し、シェル・アヘッド戦略により市場の需要に迅速に対応する体制を整えた。
3.市場の動向とマクロ経済要因
顧客が在庫削減を進めている状況で、インテル製品の売上が増加している。
PC市場の回復傾向や、AIの加速と需要の増加に対応するための取り組みも進められている。
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