クラビヨ(KVYO) 2024年1Q 決算&カンファレンスコールまとめ

決算

⭕️EPS:実際$0.13　予想$0.11
⭕️売上高:実際$210M　予想$202.12M
前年同期比売上高成長率:34.5%
ガイダンス:
⭕️来四半期売上高:実際$211M-$213M　予想$209.77M
⭕️2024年通期売上高:実際$899M-$907M　予想$892.84M

Memo:
2024年3月31日現在、14万6,000社以上の顧客がKlaviyoを利用しており、2023年3月31日現在では12万5,000社以上。
市場への浸透が進み、2023年第1四半期末の1,273社に対し、当四半期末には5万ドル以上のARRを生み出す顧客が2,157社となり、前年同期比で69%増加。
ARR5万ドル以上の顧客はARRの31％を占め、前年同期の23％から上昇。
ARRの30％以上を占めるのは今期が初めてで、上位10社の平均ARRは約150万ドルで、前年同期比で70％以上増加。
現在の顧客基盤は引き続き拡大しており、2024年3月31日現在のNRRは114%。

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ちなみに下記は前回分となります。
宜しければ、ご参照ください☺️

CC(カンファレンスコール)

ハイライト

第1四半期の好調な業績をお伝えできることを嬉しく思う。
世界中のあらゆる規模の消費者向けビジネスが、同社のプラットフォームを利用して、よりスマートなデジタル・リレーションシップを実現している。
今四半期は、エキサイティングな製品を数多く発表するとともに、製品、エンジニアリング、ハードウェア・エコシステム、顧客対応部門への投資を行い、お客様が収益拡大を推進するために必要なツールを提供した。

この結果、売上高は前年同期比35%増の2億1,000万ドルとなり、非GAAPベースの営業利益率は14%、フリー・キャッシュ・フローは2,300万ドルとなった。
同社は引き続き中堅市場、国際市場、そして人工知能の製品への統合において前進を遂げた。
同社はお客様やパートナーとの距離を縮めたいと思っており、過去最大規模のK:LDNで、また2019年以来最大の対面イベントで、多くのお客様にお会いできて嬉しかった。
お客様、パートナー、そして従業員から、同社が築き上げようとしているものに対するエネルギーに刺激を受けた。
話をした人の一人は、Klaviyoはソフトウェアとそれを取り巻くエコシステムの品質を判断する基準だと発言した。
これは、我々が世界中の消費者向けビジネスでチャンスを得ていることをさらに証明するものだった。
同社の顧客は、よりスマートなデジタル・リレーションシップを促進するために、最も貴重な資産である消費者データベースを同社に託している。
同社は、あらゆるタイプの小売・Eコマースブランドが、収益を上げるためにKlaviyoを利用するのを見続けている。

ベイン・アンド・カンパニーは最近、最も急成長している消費者ブランドのリスト「2024年インサージェント・ブランド」を発表した。
Poppi, Liquid Death, Momofuku, Van Leeuwen Ice Cream and Dr. Squatchなどの企業が、同社を利用して売上を伸ばしています。この四半期には、Fila,Fruit of the Loomとの新規取引も成ました。
最もホットで新進気鋭のディスラプターから、すでに定評のある有名企業まで、企業は収益促進のために同社を利用している。
現在、5万ドル以上のARRを生み出している顧客は2,157社で、前年同期比69％増となった。
これらの顧客はARRの31％を占め、前年同期の23％から上昇した。
この顧客層が事業の30％を超えるのは今四半期が初めて。
過去12ヶ月の間に、このように同社を信頼する企業の規模が大きく成長した。
当四半期末現在、上位10社の平均ARRは約150万ドルで、前年同期比で70％以上増加している。
これは、同社が顧客に提供する価値の高さを物語っている。

第1四半期には、女性向けトップ・オンライン・ファッション・ストアと、当社史上最大規模の取引を行った。
この企業は、同社のShopifyとの統合の質の高さと、過去数年にわたり強化してきたプラットフォームが評価され、同社を選んでくれた。
彼らは、Eメール、SMS、プッシュ通知などのチャネルを統合するために、同社のプラットフォームを活用している。
第1四半期に稼動して以来、10億回以上のプッシュ通知を消費者に送信している。
本格展開後は、年間130億通のEメールを送信する見込み。

Callaway, Original Penguin and Rafaellaをブランド・ポートフォリオ含むPerry Ellis Internationalを新規顧客として獲得した。
Perry Ellisは、複数のメールプロバイダーからなる既存の技術スタックで、いくつかの重要な課題に直面していた。
Klaviyoを使うことで、消費者を一元的に把握できるようになり、レポーティングが改善され、A/Bテストが可能になり、コンシューマージャーニーが改善される。
また、ブランド間で成功した戦略を再現し、自動化されたフローの実験時間を短縮することができる。
ランド＆エクスパンド・モデルは、顧客と我々の双方にとって成功の結果をもたらし続けている。
昨年夏に初めて顧客となったHelen of Troy'sのHydroflask、OXO、Ospreyなどのホーム＆アウトドアブランドは、同社とのEメールやSMSの統合後、成功を収めている。
当四半期には、SMSボリュームの拡大とCDPサービスの追加を含めてビジネスを拡大した。
同社のネイティブ・インテグレーションの質の高さにより、彼らは開発工数を削減し、ファーストパーティ・データをより効果的にマーケティングに活用できるようになった。

当四半期に獲得した拡大案件のひとつは、パートナーであるLuck & Co.と共同販売した水着会社のAndie Swim。
Andie Swimは同社のEメール顧客でだったが、現在はEメールとSMSを同社に統合している。
Klaviyoと統合することで、Luck & CoはさらにカナダでAndie Swimとのビジネスを拡大することができる。
これは、素晴らしい顧客成果を促進し、顧客がよりスマートなデジタル・リレーションシップを構築できるよう、同社がいかにパートナーに力を注いでいるかを示す好例。

同社はEMEAに焦点を当てたKlaviyo London（K:LDN）カンファレンスから戻ったばかりで、このビジネスを成長させるチャンスにとても興奮している。
当四半期、EMEAの売上高は前年同期比43％増となり、よりローカライズされた製品で成長を続ける大きなチャンスがあると考えている。
当四半期中、フランスを拠点とする急成長美容ブランド、Manucuristを顧客として追加した。
小規模な地域でKlaviyoのトライアルを実施した後、Manucuristは大きな成果を上げ、Klaviyoへの移行を急ピッチで進めた。
同社は彼らを歓迎し、国際的な成功の好例となることをうれしく思う。
EMEAとAPAC地域は、第1四半期の売上高の30％強を占めており、今後、世界的な足跡を拡大する機会にも期待している。
製品面では、国際的なビジネスの成長につながる多くの発表を最近行った。K:LDNでは、国際化とローカライゼーションに関する取り組みのさらなる進展を発表した。

同社は現在、9カ国でSMSサービスを提供しており、今後数カ月でさらに拡大する予定。
SMS機能を地域間で拡張できるようになったことで、さまざまな地域の消費者に向けてより簡単にマーケティングを行いたいという国際的なお客様のニーズに応えることができた。
実際、同社は最近、初めてフランス語にローカライズしたユーザー・インターフェースを発表し、今月末にはフランスでの展開を開始する予定。
同社のプラットフォームが英語以外の現地語で提供されるのはこれが初めてで、フランス語でのマーケティングを開始したところ、セルフサービスのコンバージョン率が大幅に向上した。

K:LDNでは、Klaviyoポートフォリオの一般提供を開始することも発表した。
Klaviyoポートフォリオは、ブランド間の統一されたインサイトによりマルチアカウント管理を合理化し、オペレーションを簡素化する。
このポートフォリオは、同社の顧客ベースにより良いマルチアカウント管理を可能にし、国際的な顧客と中堅市場の顧客という2つの主要なタイプの顧客を対象としている。
最近獲得した顧客のひとつ、Volcom、Quiksilver、Roxy、RVCAを擁するLiberated Brandsは、自社の全ブランドポートフォリオにおけるデジタル・リレーションシップを一元的に把握するためにポートフォリオを活用している。
今期は、新しいセグメント・プレビュー機能により、より質の高いセグメンテーションという主要な差別化要素をさらに強化した。
これにより、顧客はセグメントを構築する際に、セグメント数のプレビューを見ることができるようになり、正しいセグメントを構築するスピードが向上し、サポートの負荷が軽減され、手作業によるセグメント処理費用が改善された。

ヘルプAIは、自然言語処理を使用して、顧客がKlaviyoで直接質問し、セルフサービス方式で回答を得ることを可能にする。
同社は、AIベースの機能の健全な利用を見ている。
しかし、より重要なことは、AIがお客様の実際の成果を促進していることを実証していること。