サムサラ(IOT) 2025年1Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
Samsara Inc.($IOT)
業界:
IoT(モノのインターネット)およびコネクテッドオペレーションクラウド
本社:
カリフォルニア州、アメリカ
上場年:
2021年(NYSE)
概要:
Samsaraは、物理的な運用を行う企業に対してIoTデータを活用した実用的な洞察を提供するプラットフォーム、Connected Operations Cloudのパイオニアです。
創業者は、以前にMeraki(現Cisco Systemsの一部)を共同設立したSanjit BiswasとJohn Bicketです。
彼らのミッションは、グローバル経済を支える運用の安全性、効率性、および持続可能性を向上させることです。
事業内容:
車両のゲートウェイやダッシュカムなどのハードウェアを用いて、リアルタイムでの車両追跡、運転行動の解析、エネルギー使用のモニタリングなどを行います。
これにより、運転の安全性向上、効率的なエネルギー使用、運用コストの削減などを支援しています。
また、APIの統合やカスタマイズ可能なレポート作成機能を通じて、顧客の運用全体の可視化と管理を可能にします。
類似企業:
株式会社デンソー(日本)、Verizon Connect(アメリカ)
決算
今期決算
⭕️EPS:実際$0.03 予想$0.01
⭕️売上高:実際$280.73M 予想$272.39M
前年同期比売上高成長率:37.4%
ガイダンス:
❌来四半期EPS:実際$0.00-$0.01 予想$0.01
⭕️来四半期売上高:実際$288M-$290M 予想$287.16M
⭕️2025年通期EPS:実際$0.13-$0.15 予想$0.12
⭕️2025年通期売上高:実際$1.205B-$1.213B 予想$1.20B
Memo:
期末ARR11億7600万ドル、前年比37%増。
ARRが10万ドル以上の顧客は前年比43%増の1,964社。
前期決算
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント:
サムサラは、新会計年度の第一四半期を好調にスタート。
CEOのサンジット・ビスワスは、ARRが前年同期比37%増の11.8億ドルに達したと報告。
サムサラは大手顧客の成長が原動力であり、継続的なイノベーションが成功の鍵と述べた。
2.戦略と取り組み:
サムサラは「Connected Forms」アプリケーションを一般公開。
顧客のデジタル化支援と効率化を目指している。
特に、英国の民間排水・廃水処理企業との提携を拡大し、現場スタッフの業務効率を改善している。
3.市場の動向とマクロ経済要因:
マクロ経済の状況に関わらず、サムサラの事業は回復力があり、一貫した業績を達成している。
これは、顧客がサムサラの製品により短期間でROIを実現できるためである。
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