見出し画像

アクソン・エンタープライズ(AXOM) 2024年3Q 決算&カンファレンスコールまとめ


会社概要

会社名:
Axon Enterprise, Inc.($AXON)

業界:
公共安全技術および防衛産業

本社:
アリゾナ州、アメリカ

上場年:
2017年(NASDAQ)

概要:
Axon Enterprise, Inc.(旧TASER International)は、1993年に設立され、公共安全技術を専門とする企業です。
TASERブランドの導電性エネルギー機器の開発から始まりましたが、現在ではボディカメラやクラウドベースの証拠管理ソフトウェアなど、多岐にわたる製品を提供しています。
2017年にAxonとしてリブランドし、公共安全技術のリーダーとしての地位を確立しました。

事業内容:
TASERデバイス、ボディカメラ、インカー・ビデオシステム、ドローン、リアルタイム運用プラットフォームなど、さまざまな公共安全技術を提供しています。
また、Axon EvidenceやAxon Recordsなどのクラウドベースのソフトウェアソリューションを通じて、デジタル証拠の管理、保存、共有を可能にしています。
これにより、法執行機関やその他の公共安全機関が効率的かつ安全に業務を遂行できるよう支援しています。

類似企業:
パナソニックホールディングス株式会社(日本)、Motorola Solutions, Inc.(アメリカ)

公式HP:
https://www.axon.com

決算

⭕️EPS:実際$1.45 予想$1.25
⭕️売上高:実際$544.27M 予想$525.37M
前年同期比売上高成長率:31.6%
ガイダンス:
⭕️来四半期売上高:実際$560M-$570M 予想$547.59M
⭕️2024年通期売上高:実際$2.07B 予想$2.04B


カンファレンスコール

要約

1.冒頭のコメント
リック・スミスは、顧客との関係構築に重点を置き、AI時代の製品群の構築に注力していると述べた。
TASER 10の成功やVRトレーニングの進展が報告され、Dedroneの買収が重要な一手として紹介された。

2.戦略と取り組み
AI技術を中心に、新製品やソリューションの拡充が進められている。
Draft Oneの販売とAI時代のバンドル製品が注目を集めており、技術革新によって顧客のニーズに応える戦略を推進中。

3.市場の動向とマクロ経済要因
リック・スミスは、世界的なドローン脅威や公共安全への関心が高まっていることを指摘し、DedroneやSkydioとの提携がその対策として有効であると説明した。

ここから先は

29,322字

¥ 199

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?