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シスコシステムズ(CSCO) 2025年1Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
Cisco Systems, Inc. ($CSCO)
業界:
デジタル通信技術
本社:
カリフォルニア州、アメリカ合衆国
上場年:
1990年 (NASDAQ)
概要:
シスコシステムズは、1984年にスタンフォード大学のコンピュータ科学者であるレナード・ボサックとサンディ・ラーナーによって設立されました。
シスコは、ネットワークハードウェア、ソフトウェア、電気通信機器を開発、製造、販売するアメリカの多国籍企業です。
インターネット・オブ・シングス(IoT)、ドメインセキュリティ、ビデオ会議、エネルギー管理などの特定の技術市場に特化しています。
事業内容:
ネットワーキングハードウェアおよびソフトウェア、電気通信機器の開発と製造を行っています。
主要な製品には、Webex、OpenDNS、Jabber、Duo Security、Silicon One、Jasperなどがあります。
シスコは、ネットワーキングソリューション、サイバーセキュリティ、データセンター、クラウドコンピューティング、ソフトウェアサービスなど、広範な分野で活動しています。
類似企業:
ジュニパーネットワークス (アメリカ合衆国)、日立製作所 (日本)
前回決算
決算
⭕️EPS:実際$0.91 予想$0.87
⭕️売上高:実際$13.84B 予想$13.77B
前年同期比売上高成長率:-6.2%
ガイダンス:
⭕️来四半期EPS:実際$0.89-$0.91 予想$0.87
⭕️来四半期売上高:実際$13.75-$13.95B 予想$13.76B
⭕️2024年通期EPS:実際$3.60-$3.66 予想$3.57
❌2024年通期売上高:実際$55.3B-$56.3B 予想$55.95B
Memo:
地域セグメント別の売上は、アメリカ大陸が9%減、EMEAが2%減、APJCが1%増。
非GAAPベースの営業利益は12%減の47億ドル、非GAAPベースの営業利益率は34.1%。
非 GAAP 総利益率69.3%、製品総利益率は68.9%、サービス総利益率は70.3%。
普通株式1株当たり0.40ドルの四半期配当を宣言。
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント
CEOのチャック・ロビンスは、第1四半期の売上高が138億ドルでガイダンスの上限に達し、堅調なスタートを切ったと述べた。
定期収入の成長が収益性を向上させ、非GAAPベースのEPSは0.91ドルとガイダンスを上回った。
2.戦略と取り組み
AI関連の投資を強化し、ウェブスケール顧客向けに3億ドル以上のAIインフラ注文を獲得した。
Nvidiaと提携して新しいAIサーバーとPODを開発し、AIインフラ展開を簡素化する戦略を進めている。
3.市場の動向とマクロ経済要因
米国連邦政府の支出減少が課題となっているが、EMEAとAPJCの公共部門からの注文は増加した。
市場全体の需要は正常化しつつあるとCEOは述べた。
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