ビスタエナジー(VIST) 2024年3Q 決算&カンファレンスコールまとめ
会社概要
会社名:
Vista Energy, S.A.B. de C.V.($VIST)
業界:
エネルギー(石油・ガスの探査および生産)
本社:
メキシコシティ、メキシコ
上場年:
2017年(BMV)、2019年(NYSE)
概要:
Vista Energyは2017年に設立された独立系エネルギー会社で、主にアルゼンチンおよびメキシコで活動しています。
効率的かつ持続可能なエネルギー生産を目指し、2026年までにスコープ1および2の温室効果ガス排出を実質ゼロにすることを目標としています。
事業内容:
主にアルゼンチンとメキシコでの石油およびガスの探査および生産に従事しています。
特に、アルゼンチンのVaca Muertaシェール層を中心に活動しており、これは北米以外で開発中の最大のシェールオイルおよびシェールガス層です。
類似企業:
石油資源開発株式会社(日本)、YPF S.A(アルゼンチン)
公式HP:
https://www.vistaenergy.com/home?lang=en
企業紹介
前回決算
決算
❌EPS:実際$0.55 予想$1.12 *更新分
⭕️売上高:実際$462.38M 予想$437.49M
前年同期比売上高成長率:52.7%
Memo:
2024年第3四半期の総生産量は72,825 boe/dで、2023年第3四半期と比較して47%増加し、前年度比でも12%増加。
これは主に、過去12か月間に51の新井を生産性の高い状態で連結した井戸活動の増加によるもの。
2024年第3四半期の調整後EBITDAは3億1020万ドルで、前年同期比で37%増加。
これは主に、安定した原油価格とboe当たりの引き上げコストの中で、収益が大幅に増加したことによるもの。
調整後EBITDAマージンは65%で、2023年第3四半期を10ポイント下回った。
前四半期比では、調整後EBITDAは8%増加し、調整後EBITDAマージンは6ポイント低下した。
2024年第3四半期の資本的支出は3億6,850万ドル。
2024年第3四半期のフリーキャッシュフローは7440万ドルのマイナス。
当四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは2億5,490万ドル。
カンファレンスコール
要約
1.冒頭のコメント
Vistaは第3四半期で好調な業績を記録し、生産量が前年比47%増、前期比12%増加した。
CEOは、Vaca Muertaの新規井戸活動が大きな要因であると強調している。
2.戦略と取り組み
新規井戸を年間50~54本連結する計画を順調に進めており、2025年には日量95,000~100,000バレルの生産を目指している。
さらに、設備の拡充や新たな掘削リグの導入も進行中。
3.市場の動向とマクロ経済要因
CEOは、国際原油価格の変動に影響を受けているが、全体的には安定した成長を続けていると述べている。
ブレント原油価格は第3四半期に78ドルまで下落したが、国内市場は堅調に推移している。
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